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5月17日(水)の日記〜健康診断と錦糸町上陸で二万歩越え〜

何日も前から憂鬱だった健康診断。朝早くから遠方のオフィス街まで通勤ラッシュに揺られて行くなんて。苦手な早起き・知らない土地・満員電車・長時間という不安要素がたっぷりなのに、はじめてのバリウムも控えていて、何度もため息が出た。
確かに通勤ラッシュはつらかったけれど、クリニックには早めに到着した。アクロバティックな回転にはビビったものの、バリウムは思ったよりまずくなかった。
クリニックのスタッフもみんな丁寧で穏やかに健診を受けられた。今まで通っていたところはせわしなく冷たい雰囲気に変な緊張感があった。
今日のクリニックでは施設内のレストランで食べられるランチ券もついているので、検診後にゆっくりいただいた。食後のコーヒーをすすりながら来年もここで受けようと思った。
せっかくの休日に遠出したのだからと、旧芝離宮恩賜庭園をぐるりとまわり、竹芝で海を眺め、浜離宮恩賜庭園を満喫した。
都立9庭園の年間パスを自分への誕生日プレゼントに購入してからというもの、出先の近隣に庭園があるとふらりと立ち寄れるのでうれしい。
浜離宮恩賜庭園ではお抹茶と生菓子がいただける。外国人観光客で賑わう中、日本人としてお恥ずかしながら実はお抹茶は初めてだった。
もう十分満喫していたけれど、まだいけると自分を過信。行きたかったチヒロさんの個展へ。初めての錦糸町、スカイツリーを間近に見てテンションが上がる。
「かもめと街」の「いつかなくなる まちの風景を記す」というコンセプト、そして「街歩きエッセイスト」というフレーズ、レトロな喫茶店やタイル好きな感性、サイトの世界観もいい。
作家さんに会える機会がくるとは思ってもいなかった。共感とあこがれと尊敬と感謝を伝えたいと、会場が近づくにつれ日傘を持つ手が汗ばんだ。
会場にいたチヒロさんは、やわらかい雰囲気で話しやすかった。偏愛に満ちたまっすぐな想いが、表情と声からも伝わる素敵な方だった。お会いしたら、ますます応援したくなった。
会場を後にして喫茶ニットへ。明るすぎない照明が心地よい老舗喫茶。メニューも昭和感。SNSで検索するとホットケーキかパフェかナポリタンの写真。どれもレトロな雰囲気とマッチした映えメニュー。
私も街歩きを発信している者として人気メニューを押さえておこうと思いつつ、ものすごい暑さの中歩き回ったのでビールが飲みたくて仕方ない。ビールとスイーツはちょっとな…昼もパスタだったからナポリタンはまた今度。
マイチョイスはオムレツと瓶ビール。「ックーーーー」と声が出そうになる。
購入したチヒロさんのエッセイと日記本を読みながら、これは推し活だなと幸せを噛み締める。
合計歩数23,281歩。月曜のディズニーシーが20,949歩。暑い中よく歩いた。

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