相冲
今回は、相冲(そうちゅう)のお話です。
十二支を時計の文字盤のように、配置した時に、
真反対の位置に来る十二支同士が、相冲となります。
いわゆる、向かい干支、逆さ干支と言われているものです。
少々線がずれていますが、気にしないでください。
子 と 午は相冲
丑 と 未は相冲
寅 と 申は相冲
卯 と 酉は相冲
辰 と 戌は相冲
巳 と 亥は相冲
以上の六組が相冲の組み合わせとなります。
真反対の性質のもの同士なので、反発し合い、
攻撃とか、衝突、紛争、事故などの暗示があります。
例えば、子と午の相冲の場合、
子の刻は深夜零時、午の刻は正午、
子の方位は北、午の方位は南など、
すべてが反対となります。
命式の中にある場合や、大運・歳運で廻って来た星と冲になる場合も、
同じような判断となります。
対人関係にも影響しますので、
生まれた年が向かい干支になっている人との関係が難しい、
というお話はよく聞きます。
ただし、絶対に相冲があると凶、というわけではありません。
自分の命式にとって凶となる十二支と相冲となる星が巡って来た時は、
凶を攻撃してくれるわけですから、吉となる事もあります。
また、空亡となる十二支を冲していた場合、
空亡が解除されます。
真夜
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