方合

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この、十二支を四角く配置した図が、方合です。

これは、360度を四方位に分けた時に、

それぞれの十二支がどの方位に来るのか、

その方位は、どのような五行を持っているか、という事です。

三つ揃うことで、その方位が持っている五行の性質が、

強く表れます。


亥・子・丑は、北方に位置して、水の性質となります。

「北方の水(ほっぽうのみず)」と呼びます。

亥・子・丑が揃うと、水の五行が強くなります。



寅・卯・辰は、東方に位置して、木の性質となります。

「東方の木(とうほうのき)」と呼びます。

寅・卯・辰が揃うと、木の五行が強くなります。


巳・午・未は、南方に位置して、火の性質となります。

「南方の火(なんぽうのひ)」と呼びます。

巳・午・未が揃うと、火の五行が強くなります。


申・酉・戌は、西方に位置して、金の性質となります。

「西方の金(せいほう/さいほうのきん)」と呼びます。

申・酉・戌が揃うと、金の五行が強くなります。



方合にも、土の五行はありません。

何故かというと、方位には、それぞれ五行があります。

北が水、東が木、南が火、西が金です。

土は、方位では中央(中宮)となります。


中央とは、方位盤の中心、羅盤の磁石があるところ、

わかりやすく言うと、作図用のコンパスの針が刺さっているところ、です。


この中央は、運気的な立脚点という意味で、実際の方角ではありません。

例えば、家相の鑑定を行うときは、お家の真ん中が「中央」となります。

転居などの方位の鑑定を行う場合は、

依頼主が現在住んでいる所を「中央」と考えて、方位を観ていきます。


真夜



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