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ミドナ腎臓治療経過観察記 -4-


投薬開始後初の血液検査

◆2024年6月8日

 ミドナにラプロスを投薬開始して約1ヶ月。
 投薬後初めての血液検査を行いました。
 結果としては図1のように尿素窒素、クレアチニンの両数値が明らかに下がっていました。

図1:直近の尿素窒素、クレアチニン数値遷移

 尿素窒素は前回より19.8減り、クレアチニンも1.12減少。
 まだ基準値より高いのには変わりありませんが、去年11月の前々回検査数値に近づくまで減少しました。
 尿素窒素はあと4.5。クレアチニンに至っては0.17下がればギリギリ基準値になるまで数値が改善されています。
 一ヶ月の投薬でここまで下がったので、ラプロスの効果は確かにあるようです。
 検査数値は2点だけなので検査結果はその場ですぐ出してもらえました。
 今日は眼の前で採血してもらったので、猫の採血を始めて見ることができました。どこから採るのかと気にはなっていたので良い機会、とじっくり観察します。……とは言っても採血は一瞬でした。
 看護師さんが体を抑え先生が後ろ足の毛をちょっとかき分け脈を取り、迷いなく穿刺して採血する。その手際は流石でした。
 ちなみにミドナは穿刺した瞬間痛かったのか鳴いて威嚇しました。
 健康診断時に半日預けた時、こんな感じで採血したりレントゲンを撮るから期限が悪くなってしまうのだな、と納得です。ごめんねミドナ。

体重の変化は無し

 採血後、数値が出るまで少し時間がかかるので治療についてお話ができました。
 まず投薬に関し食欲は増えていないかと聞かれました。
 ラプロスを処方した猫は食欲が増える傾向が見られるからだそうです。
 理由としてはラプロスは血管を拡張する効果があり、新陳代謝が活発になるためだそうです。
 確かに投薬開始して数日後くらいになんとなく普段より食欲があるな、という感じはしました。しかしそれは続かず、以前と同じ食べムラがあったり夜中にやたらガッついたりと食欲は安定せず、食事量が減りこそしませんが全体的に増えてもいません。
 結果、前回の検査から特に体重の増減はありませんでした。日常的な体重測定でも大きな変化は見られません。
 獣医さんからは増えれば良いが今よりは減らないのをまず目標にしようと言われました。
 今ミドナはウェットとカリカリを同量程度食べています。同じ量ならウェットよりはカリカリの方が大抵カロリーは高いそうであり、最近はちょっとウェットの食いつきが良くないっぽいのでカリカリの割合を増やそうと思っています。
 目指せ5kgオーバー。

尿の回数について

 尿の回数についても聞かれました。ミドナは一日に4〜5回用を足します。(便はほぼ一日1回)
 腎臓の機能は壊れると回復はせず、今も弱っている状態なのに変わりないので後は水をできるだけ飲ませ、ちょうど今の頻度と同じ4〜5回数くらいをキープするように言われました。
 これから暑い季節ですが常温に近い水のほうが飲みやすいそうで、実際常温に近い水だと飲む勢いが違う気がしています。なので、うちは適度に冷めたお湯か、水にお湯を加え、指で触って冷たくはない程度にしてからあげています。
 食べた後に飲んだ水は汚れているのですぐ交換。飲まなくても数時間経ったら気づいたときに交換、とこまめに交換を心がけています。

次回検査は三ヶ月後

 今回の結果はとりあえず満足ゆくものでした。
 後は体重を出来れば増やすことを目標に投薬を続け、秋ごろに再度検査をすることになりました。
 そのためラプロスを三ヶ月分処方してもらい、後はひたすら投薬を続ける日々になります。なお、三ヶ月分のラプロスは当然ながら相当な量になりました。  

薬袋みっちり
中もぎっしり

本日の費用

・ラプロス
 三ヶ月分180錠(朝晩一錠ずつ)
 ¥27,000- (@¥150-)
・再診、採血、血液生化学検査など
 ¥6,550-
合計 ¥33,550-

なにこれ? キミの三ヶ月分のおくすりだよ 2024/06/08 BW 4.66kg