スラウェシ島(インドネシア)での出産1

前話の続き。

出産当日の話です。


予定日のお昼頃、ちょっと出血あり。

ネット情報によると、出血の後に出産になる人もいれば、極端なケースではその後2週間も出産までかかったなんてこともあるっていうことだったので、あんまり期待しないことに。

特に初産は予定日より遅くなるのが普通だっていうし。


夕ご飯いつも通り食べて、20:00頃になったら、少しお腹痛い。

ただ、陣痛って痛さと痛さの間隔が一定になってくるって言われているのに、全くその気配なし。

でも、ずっと痛みが出るのが続くので、一応診てもらおうと言うことで、21:30頃医師に電話する。

病院にいるかどうか聞かないと、スラウェシではいつでも医師・病院関係者がいるってわけではないので(緊急時はどうするんだっていうくらい、全然体制整ってない・・・)。

診てもらえることがわかったので、いざ病院へ。

到着したけれど、医師はおらず、どこにいるかも分からず、とりあえず診察室の前で待つ。

お腹痛いよー(と言っても、この頃はちょっとひどめの腹痛レベル)。


医師が22:30くらいに到着。

帝王切開手術してたから遅くなりましたー、すいませんって。

それは、お疲れさまです。

こういう連絡を全くしてもらえなくて、医師がどこにいるかも分からなくて、看護師も事務員の方も全く病院にいないあたりがスラウェシ〜。


医師が内診したら、子宮口4cmくらい開いているから、早朝くらいかな、出産は。病院で待機してくださいと言われ、待機場所への案内の方が来るのを待つ。


エレベーター乗って、降りた途端、めちゃくちゃ痛い。

動けなくて、壁にもたれる。

えー、こんな痛さに早朝まで耐えるの????

世の中のお母様方、強すぎる!!!こんなのやったなんて。


痛みの消えた時に動いて、ようやくベットへ。

でも、ベットに上がる頃には何か出ている感覚が。

「なんか出てる気がするから、助産師さんに診てって頼んで!!!」

必死に夫に言う。

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