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マヤ暦で夫婦の関係性を読み解いてみると…

 パートナーとの関係性を読み解くという鑑定メニューがあります。
 ご本人とパートナーのKinナンバーを出して、それぞれの性質を確認し、紋章や銀河の音で、関係性を読み解くのです。紋章からは「類似」「神秘」「反対」「ガイド」といった関係性がわかります。銀河の音からは、「連携」「倍音」「補完」「協和」といった関係性がわかります。

 夫婦ともなれば、ソウルメイト!のような深い繋がりがあるんじゃないかと期待するわけですが、紋章で見ても銀河の音で見ても、関係性が一切ない、という夫婦が結構います。何を隠そう、私と夫もそうなんです。
 こんなにいろいろな関係性が定義されているというのに、何にもない。縁あって出会い、愛し合って、夫婦となったはずなのに、全く関係性がないとは。余程相性が悪いんじゃないかしら?
 でも、そう思うのは間違いです。マヤ暦は相性が良い悪いという言い方をしません。意味があって、そういう関係性になっている、と考えるんですね。
 その観点で見ていくととても面白いんです。

 関係性がない夫婦は、たいてい、それぞれが好きなことを追求していたり、仕事に邁進していたりします。お互いに忙しくしていても気にならず、「なんで構ってくれないの?」とは思わないし、お互いの進みたい道を気兼ねなく進むことができて、WinWinってことになるんです。
 逆に、例えばですが、本当は仕事に没頭したいのに、惹かれあう「神秘」の関係性の人と結婚してしまうと、どうしても相手に心を持って行かれて仕事の方に支障をきたす、そしてストレスを抱えてしまう、なんてことになるのかもしれません。

 実際にそういうご夫婦もいました。「一緒にいるととても楽しいのだけれど、時間を取られてしまう感じがして、自分のすべきことができずに毎日が過ぎてしまう」というのです。
 関係性を鑑てみますと、お互いに惹かれあう「神秘」の関係であり「ガイド」でもあり、さらに銀河の音が「倍音」でした。惹かれあいながらも、ガイドなので、お互いがいいと勧めるものを共有して楽しんだり、「倍音」なのでお互いにモチベーションを高めあったりできるのですが、あまりにも仲が良すぎて離れがたくなってしまうほどなんですね。
 若くて時間もたくさんある年代の恋人同士なら、情熱的かつ仲睦まじく過ごせる、素敵なカップルになるのでしょうけど、ご夫婦となると弊害も出てくるんですね。

 夫婦関係を鑑定すると、こんなふうに繋がりが深いご夫婦の方が少ないように思います。紋章は関係性なしだけれど、銀河の音だけが「連携」である、とか、同じ銀河の音を持っているので馬が合う、くらいのお二人の方が多いです。もしかすると、繋がりが深いご夫婦は、破局に至る確率も高いので、私が鑑るご夫婦は、あまり繋がりがないケースが多いのかもしれません。

 人生は長いので、二人三脚で2人を繋ぐリボンは、短いより長めの方が、お互いに自由度も高く、長く一緒に走りやすいのかなと思います。
 恋人同士で関係性を鑑ると、また違ってくるのですが、そのお話はまたいつか…


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