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コロナ帰国②(検疫)

そんなこんなで無事出国できましたが、機内でも空港でも、検疫や隔離についての書類を貰い、説明を受けることに。

日本に着いた安心感も束の間、PCR検査となりました。

こんなにイミグレまでの道のりが遠く感じたのは初めての経験です。

1)PCR検査

到着すると、しばらく機内からは出られませんでしたが、順々に案内されました。

優先順位としては、①家族が車で空港へ迎えに来ていて、かつ、②自主隔離場所が確定している人(自宅等)、というひとが最初でした。

全て自力での移動を想定していた私は、最後に案内されることとなりました。

普段は出国を待つスペースで検疫についての説明があり、別の部屋に行きながら1人づつPCR検査を受けました。

PCR検査そのものは数分といったところですが、鼻をグリグリされ、痛さに悶絶。しばらく鼻が痛かったのですが、それまでの苦労のせいでさまざまな感覚が麻痺していたみたいで・・、あまり良く覚えていません。笑

その後、検査結果を待つことになりました。

2)結果待機

結果が判明するまで1~3日かかるが、いつになるかわからない、と言われそのまま空港で待機することに。

お弁当1つとお水1本、毛布1枚を受け取り、空港のベンチのようなところで一晩明かすことになりました。

お腹ペコペコだったので支給されたお弁当を食べ、空港のWi-Fiは使用できたので繋げて、両親や近しい知人に連絡をしました。

防寒具として持ってきた服は着用したりクッションのようにして、横になりました。アイマスクやイヤホン等も使って、なるべくリラックスできるよう試みましたがうつらうつら眠れたかな、という程度にとどまりました。

学生時代だったら、ちょっとした野宿というかバックパッカーのように楽しめたのかもしれませんが、30も超えてくると、悲しいことに腰も背中も痛いし、物凄く身体に響きました。笑

なにより先が見えない恐怖・・。
明日の朝には解放されるといいなと願うばかりでした。

3)移動

願い叶ってか、翌朝には陰性の結果が出て解放されることになりました。
レンタカーの予約をしていたのですが、なにぶん良く眠れていない状況で、慣れない道を運転できるか不安でした。

また、時間的にレンタカーの貸し出し窓口も開いておらず、開店まで待つのもしんどいなーと思っていたところ、各ホテルへの臨時バス(空港でPCR検査を受けた人専用)が出るとの案内があって、バスを利用することに。

レンタカーをキャンセルし(事情を全て説明していたこともあってキャンセル料なしで承ってくださいました)、ホテルのチェックイン時間も変わったため変更の連絡を入れ、バスに乗りました。

バス内はずっと窓を開けて走行し、換気を十分に行っていました。また、対象となる全員を乗せて都内をぐるぐると回るため、一番遠方にあたった私は最後までバスにいることになりました。

ホテルに無事チェックインし、とりあえず安堵。

外出は原則禁止なので、その日はホテルのコンビニで食料を買い、部屋で食べることに。

何の変哲もないコンビニのおにぎりでしたが、久しぶりの日本のコンビニであり、半日以上なにも食べていないこともあり、とんでもなくおいしかったです。

そのあとはお風呂にも入っていなかったので入りたくて、シャワーを。せっかくなので湯舟を溜めて浸かったのですが、それもとても気持ち良くて。もう、、、どっと疲れがでました。

ベッドで眠れることが嬉しくて、でもそんな気持ちも回らないくらい疲労に帯びていて、その日は熟睡&爆睡しました。

そんななかで自主隔離生活がスタートとなりました。

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