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演歌バッグその後

今日は、私が今どんなバッグを持ち歩いているかという話。
今年の1月に高らかに「これだー!」と歌い上げ、意気揚々と持ち歩いていたコムデギャルソンのバッグ(☟こちらの記事参照)

ですが、実は夏に持ち歩きに挫折しました。
というのも、冬はバッグが重くても、肩にかけられなくても問題なかったんです。が、夏、照りつける日差しから自身を守るために必要な、そう!日傘!日傘とバッグが両立しない!
そもそも、雨の日は、革を濡らしたくないというのもあって、このバッグを買う前にスタメンだったリュックを使っていました。これは、私の自己紹介ではない!バッグを買わねば!君は引退!と引退勧告をしたリュックだったけど、面白いもので、自己紹介できるバッグを所有してからは、うん、雨の日の私の自己紹介はこれでいいかも。と思えるのでした。なぜなら、私はとにかく、雨が苦手!濡れるのが嫌い!雨の日は身軽に過ごしたい!というのが最優先事項なので(←これも自問自答するまでは、自分がそこまで濡れるのが嫌だって意識していなかった。でも自問自答して優先順位を考えると、雨の日は濡れたくない、が、かなり上位に来ることがわかった)雨の日に限っては、「機能優先なアウトドアブランドに身を包んだスポーティな身軽な人」と思われても、まったく問題ないのです。なので、コムデギャルソンのバッグを買ってからは、「これは私の自己紹介ではない!」と一度封印したノースフェイスのリュックを、むしろポジティブな気持ちで持てるようになっていました。
で、傘です。傘を持つ日はノースフェイス。夏、日傘は毎日必要。(ちなみに私の職場までは、駅から10分くらいまったく日陰のない道を歩きます)ということで、結局日傘を持つようになってからは、毎日リュックに逆戻りしてしまいました。
毎日となると、また以前の不満が……仕事の後、例えば買い物や食事に行きたいとなった時に、リュックが場違い。いや、場違いというのは違うなー、他人の目というより、自分自身がどんな人だと思われたいか、というのにそぐわない。買い物や食事の時は、機能優先の人より、ちょっと捻った面白さを持っている人と見られたい。荷物が多いのは仕方ないとして、改めて、コンセプトに合う(←と言いつつ、いまだきちんと言語化できていないんだけど、それは教室受講を楽しみにするとして)肩掛けできて荷物をたくさん入れても重くならないトートバッグを探すかなー、と探し始めました。
夏しか使わないなら、もうこれでいいんじゃないか!と何度も試着させてもらったバッグがこちら。

ロエベの🐘

これで出勤!?と思われるかもしれませんが、うちの職場はなんでもありなので、ありかもなー。いやでもなー。入るとはいえ、PCや書類をガサガサ入れるのはかわいそうだなぁ。きっと、この子はもっと楽しいものを入れてもらうために生まれてきたよなぁ、と購入にはいたらず。でも、このゾウさん以上に気持ちが爆上がりするものには出会えず、まあ今の選択肢の中で暫定1位のリュックを使っていました。
そんなある日、出張のためにキャリーケース(母のおさがり)をゴロゴロ引いて、東京駅に行きました。新幹線の時間まで結構あったので、東京駅構内をウロウロしていると、IDEE SHOPがありました。へえーこんなところに……と思いつつ、見ていたら、ひときわ目を引くコーナーが。formuniformというリトアニアのブランドのコーナーでした。

えー!めっちゃかわいいし、使いやすそう。ちょうど、出張中、ちょっとした会議にホテルから出かける時に持っていくバッグがなくて、エコバッグに必要なものだけ入れていくつもりだったんだけど、これがあったら便利じゃない?と、トートバッグを購入しました。
出張中、大活躍。ネオンピンクを買ったので、気持ちも上がるし、なぜか、どの服にも合う。
出張から帰ってきてからも、すっかりスタメンのバッグになりました。夏はやはり、軽いバッグがいいわー、なんて言いながら、すでに秋になっていますが、まだスタメンです。秋、朝夕の気温差が大きくて、服を着たり脱いだりしがちな時にもどっしり受け止めてくれる(脱いだ服をしまえる!)ので、手放せない。

上を絞らず使うことが多いです

出会った時にまったく演歌は歌わなかったけれど、しっかり自己紹介してくれる、良き相棒です。

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