見出し画像

親指しか勝たん

生後3ヶ月の終わりくらいからだろうか。
息子が指しゃぶりを覚えたのは。

ちょうどその頃寝返りもできるようになったのもあって、うつ伏せで指しゃぶりをして寝るのがスタンダードになった。


それ以来、母はめちゃくちゃ楽になった。
ころんと転がして、うつ伏せにしたら、後は右の親指がセルフ寝かしつけをしてくれるようになった。

初めは泣くけど、その状態で2分くらいすれば寝るモードに入ってる。
2分経っても泣いていればお腹が空いている合図。

とまぁ、毎回こんなスムーズにはいかないけど、なんとなく7割くらいはこんなパターンで寝るようになった。

と、ここに来て、指しゃぶりのプライオリティがどんどん上がってきた。

おっぱいVS指しゃぶり
まずは前哨戦として、このバトル。
母乳は息子が産まれて10日くらいで枯渇したので出てくることはないけれど、黄昏泣き中にあやすツールとして、かつておっぱいは最強の時代があったのだ。

結果、吸った。


3秒くらい。

4秒後には、横に待ち構えてた親指に取って代わられた。


悲しい卒乳だった。


ミルクVS指しゃぶり
息子はまだ離乳食を始めて無いのでミルクは生命線だ。それが最近危うくなってきた。

この頃、哺乳瓶の乳首の横にぴったり親指を横付けするようになった。
途中、休憩で一瞬乳首を外そうものならすかさず親指が侵攻してくる。

さらに、飲み終わりが近づいてくると、哺乳瓶めがけて猫パンチのようなパンチを繰り出してくるようになった。

そして、飲み終わると間髪入れず親指が飛び込んでくる。

こんな光景が毎回のミルクタイムで繰り広げられている。

しまいには、親指を離して哺乳瓶の乳首を吸わせると、ギャン泣きすることさえ出てきた。

おかげで吸いすぎて両手の親指の先っちょの色が赤みがかってきた。 

今は指しゃぶりがブイブイいわせてるけど、あっという間に卒業する日が来るんだろうなー。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?