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ハーフバースディの思い出

離乳食を始めて1ヶ月が過ぎた。

その影響でだんだん💩が臭くなってきた。
もう普通の臭さ。
なんだか成長を感じてしまう。

💩の変遷

初めて息子が💩をした時は、羊水が排出されるため、海苔の佃煮みたいな色をしていた。

そこからミルクが始まって、
ピスタチオのホイップクリームみたいなそれはそれは色鮮やかなグリーンの💩へと変化した。
赤ちゃんは天使と言うけれど、💩までもがファンタジックでびっくりした👀


さらにさらに変化は続き、その後は出来立てほやほや💩の時は黄色。
お腹に長時間入っていた時は酸化して緑がかった色の💩になった。

いずれもミルクしか飲んでないので乳酸菌の匂いがした。
ヨーグルトのカップを開けた瞬間と同じ匂い。その匂いが何だか愛おしく、臭いと思ったことがなかった。

離乳食が始まった今、ものすごくしっかり臭い。
そして、めちゃくちゃ量が多くなった。

事件

そんな矢先、事件は起きた。
そう、それは息子のハーフバースディの日。
ハーフバースディだからといって特に何かお祝いをする予定はなかった。
いつもと同じ生活が淡々と進んでいた。

いつものように、ミルクを飲んでいる最中から息子が顔を真っ赤にして気張り出した。

こうなるともう、彼の意識はミルクどころじゃなくなる。
哺乳瓶を離して様子を見ていたら、ズズズ…と重い岩が動いたような低ーい音と衝撃がきた。
次の瞬間、母と息子で交わされる無言のアイコンタクト。

出たな。

ここは慌ててはいけない。
慌てて寝転ばせると地獄を見る。
背中から💩が溢れ出るのだ。
そうなると、服も背中に敷いた防水シートも一発アウトになる。

ここはしばらく座らせておくのが正解だ。
しっかりおむつが💩をキャッチアップした頃を見計らい、手慣れた動作でお股のスナップボタンを外そうと手を伸ばした。

ぬるっとしたなんとも言えない感触。
自分の指を見ると黄緑になっていた。

あ、お股から漏れたんだな。


少し動揺しながら手についた💩をティッシュで拭き、防水シートの上に寝転ばせようと息子を抱きかかえたところ、私のズボンにべっとりついていた。
いや、ついていたのレベルじゃない。

もりもりの💩が塗られていた。

そして、その💩がズボンからさらに滑り落ちて、カーペットの上に鎮座してた。

ちょうど絵の具のチューブを誤って踏んづけてしまい、中身が飛び出たみたいな有様だった。

カーペットの上に落ちてる人糞見るの初めてみた。

そこから怒涛の💩除去手術が始まった。

カーペット、確か洗えるとは書いてたけど手洗いだったか洗濯機洗いだったか…。
問題の箇所を落としながら考えたけど、数秒の後、洗濯機に放り込んだ。

カーペットを洗濯するため、一人で家具をどかすのは相当骨が折れた。
ただ、いつもと違う光景に息子はテンション爆上がりの上機嫌だった。

おかげで予期せぬハーフバースディイベントとなった。

それからというもの、息子が気張り始めると文字通り手に思いだ。

けれど、おむつから💩が漏れ出るほどの大量の💩が出るようになったということはそれだけ成長したということだ。 

息子よ、ここまで大きくなってくれてありがとう!
生後6ヶ月おめでとう。

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