才能とは?(「愛しい嘘~優しい闇~」第2話)*21

今回は、ドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(すでに放送は終了)から切り取ります。
今井望緒(波留)は、漫画家としてデビューしたものの、その後のパッとした作品がない。そんな自分を見下してくる、漫画家として軌道に乗りつつあった後輩がケガをし、彼女の代わりに漫画を描くこと頼まれ、悩む。そのことを雨宮秀一(林遣都)に打ち明ける。上に、締め切りまでの期間も短く、できないという理由を並べようとする望緒(波留)に、雨宮(林遣都)が優しい口調で語りかける。

望緒)でも、締め切りまで時間がないし、それに、、、
雨宮)自信がないんだねこの間、今井さんは自分には才能がないって言ってたけど、才能があるかないかなんて
結果だけ見た他人が勝手に決めているだけだと思うんだ。
他人なんてみんな表面しか見ていない
その裏にどんな苦しみや努力があるかは自分にしかわからない
だから、才能なんて曖昧な言葉
気にしなくていいんじゃないかな
少しでも書きたい気持ちがあるなら描きなよ、描かずに後悔するよりいいじゃない。

「愛しい嘘~優しい闇~」第2話

「自分で自分には才能がある(と思う)」から自信を持てるというわけではないと思うけど、人に才能があるといわれれば、少しは自信になる。でも、才能があると言われる人は一握り。自分には才能がないって、がっかりしてしまう。そんな他人の言う「才能」に縛られなくてもいいのでは?というのが、このことば。他人の言葉なんかより、自分が自分の事を1番よくわかっている。だから、自分の気持ちに正直にやってみればいい、と背中を押してくれます。

読んでいただきありがとうございました。


(ネタバレを避けるための空白)



雨宮秀一が中野幸(みゆき)だと判明するのは、この後なので、ここでは雨宮としています。

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