自分を愛するとか簡単に言うけれど

これは、ものすごく勇気のいることだと思う…。なかなかできることではない…。

少なくとも私にはそう。

自分で自分を傷つけてしまうというと、まずリスカが思い浮かぶけれど、私がこの病名を知ったのは、いつの頃だったろうか。

実は…この際だから書いてしまうと、私も抜いてしまう1人だ。診断を受けているわけではないし、厳密にはGenaさんと同じとは言えないのかもしれないけど…。髪の毛やまつ毛を、一人でいる時に、何気ない時に、仕事中に、夜ごはんを食べ終わった後のリラックスタイムに…いじってしまう。

だから、私一人の力は微力だけれど、とっても応援してます。同じ病名でなくとも、願わくば、髪に悩む全ての人に、Genaさんの声が届きますように…。心地よい選択肢が世界に増えますように。

ボディポジティブ、セルフラブについて

ボディポジティブという言葉は以前の他の記事でも取り上げたことがある。

この概念は、ポジティブという外来語の、語感、イメージから、自分の身体は肯定的に受け入れるべき(ポジティブに捉えよう!)という風に受け取られがちな気がする。

でも、きっとそれはちょっと違う。haraさんの漫画を読んだり、吉野ナオさんの発信等を見るにつけ、最近、思っているのは…。
「愛せたり受け入れられているほうが、望ましいかもしれない。でも、愛して受け入れられてない自分も、やっぱり自分には違いないから、肯定するために自分を否定してしまうのは違う」と。

haraさんの漫画の『世間の「正・良・期待」を優先するあまり自分の心の声に気づけなかったり』する、という台詞が象徴的。

今は肯定できなくても、自信なくても、それはそれ。
自分の中の気持ちと向き合って、出てきた答えが、今の自分にとって最適な答えで。

なりたい自分があるなら、なればいいし、やりたいことがあるなら、やればいい。

つい、社会のこうあるべき像に追い立てられて、自分の気持ちを置き去りにしがち…だからこそ、一旦止まってみて、自分自身の「〜したい」を大切にするということ。ボディポジティブという言葉が指し示す先にあるのは、そういう世界なのではないかな、と私は受け止めている。

そして、今回のクラファンは、きっとそんな世界へ続く扉の鍵になるはずだ。
2023/7/1追記。この時のクラファンは達成して、現在は、BASEにて販売中。https://jiu.base.shop/ 


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