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一時帰国

長期休みになった。
そして本来初めての予定だった2回目の一時帰国。

帰国して最初の数日間、
時間がない母に対してビデオ通話で、小さい子どものように脈拍もない話をマシンガントークをしたり、偶然テレビでやっていたプリキュアを父と見たり、休日の姉から暇だからとビデオ通話がかかってきたり、小さい頃阿波踊りでお世話になっていた人に10年ぶりに偶然会えたり。

日本にいるからこそ時差を気にせずに同じ時間帯で体験できるってこういうことか、と実感している。


母とは家族の中で一番よく話す。
お互いよく話題が飛びがちになるのに、主語がなくてもお互いに何のことを話しているのか分かっているのは不思議だ。


父と偶然テレビのチャンネルを変えたらプリキュアがやっていて、なんとなく見てみた。

今のプリキュアは、
デリシャスパーティープリキュアというらしい。
食にまつわる名前で構成されているのが面白いし、ライバルがプリキュアに倒された時に、
私が見ていた時代は苦しそうに消えていっていたのに美味しそうな笑顔で浄化?されていたのが個人的にツボだった。
そして父が、一緒に見た記憶はないのに初代プリキュアのオープニングテーマを少し歌っていたことに驚いた。

あとは立ち位置がわからなかったけどプリキュアの仲間にクィアに見えるキャラクターも登場していた。

キャラクターの色による立ち位置は今までと同じだった。

私たちがメインターゲット層ではないであろう番組を客観的に観てみるのは面白かった。



4ヶ月ぶりの日本は、
大して大きな変化はないだろうと思っていたが、
季節が真逆なのが促進されたのか
浦島太郎になったような気分で1週間を過ごした。

夕方4,5時頃にもう暗くなり始めること、
電車があること!!!!、
いちょうの木のグラデーション、
落ち着いた紫外線、
眩しいくらいの店内の照明、
スーパーのプラスチック包装の多さ、
きのこの種類の豊富さ、
もっちりと甘みのあるお米、
通勤・帰宅ラッシュの満員電車、
営業時間、お客様への対応
近所の道路に名前ができていたこと(笑)
などにいいこともそうでないことも含めて驚いている。

知らない常識が増えている感覚があって密かに戸惑う。

あとは周りの人たちの体感温度感覚にもまだ慣れない。

ここ数年で特に気温の変動が激しいからこそ、
記憶にある温度感が1シーズン知らないだけでも
だいぶ変わっている…。


とにかく
今回の一時帰国では
今年の秋冬を思いっきり満喫する。

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