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初めまして、Mayです

ついに始めてしまったような、いや、正確に言うとパンドラの箱を開けてしまったような。。。妹に背中を押されるがままに、Instagram、Twitter、そしてNOTEも開設してしまった。SNSでは書ききれない私の文章力の補完と、読み足りなかったというどこぞやの物好きさんのためのNOTEです。


SNSで書ききれないこと、NOTEで伝えたいこと

ゆるく真面目に帰国子女について向き合っていくスペースがSNSでは書ききれないってのがまず最初にくるかしら。

あくまでもゆるさにこだわるのは、文章に遊び心は残していたい自分のスタンス的なもの。基本的にここの読者になる人は、絶賛帰国子女のお母様か、帰国子女OB・OGか、絶賛現在帰国子女ご当人かってところだと思っているし、その人たちにの誰かにたまーに刺さればいいかなくらいのスタンスで書いていて、正味、真面目腐ったら読んでいる人も面白くないでしょう?

自分が書くNOTEで伝えたいことは、基本的には帰国子女が見た帰国子女にまつわるあれこれなのだけれど、そもそもね、当人帰国子女たちが、自身のステータスを強みにするのか、はたまた人生の重荷として十字架を背負って生きるのかは本当に真っ二つに分かれるところ。

ぶっちゃければ、毎日を食べるために生き抜くといった意味では、自身が帰国子女であることで起こる色んなことに真正面から向き合うことのって社会人になってからなんじゃないかなと思ってて、守られる場所から抜け出した社会って本当にビックリするくらい私たちに理解がないからね。特に日本の会社で社会人生活してみると、たまにどっちつかずな自分の感覚自体に違和感を感じてしまう時があるのよ。それを他の人に話せば「お前次第だよ!」「出たー帰国子女!」「贅沢な悩みだね!」とか?好き勝手に感想文出してくる人が一定数いて、こちらとて好きで海外に出たわけでもないのだからと思うわけ。こういった事情もあいまって、自分なりのHAPPYを探すには、人によって時間がかかったりするものよ。

そもそも、帰国子女の感覚っていのがどう出来上がるかなんていうのはさ?ひとえに関わってきた「人」と過ごした「環境」で決まると思っていて、帰国子女という「カテゴリー」をどう捉えて生きていくのかなんて何万通りもあると思ってる。もしかしたら答えなんてないのかも?
残念なことに、この人とか環境っていうのは私たちが選べるものではないのよね。親がどこに赴任して、どの学校にどういう目的で入れるか。ロシアンルーレット的な要素を人生で持つことになるわけ。特に高学年になればなるほど、大事な時期が海外になるわけだし、そのロシアンルーレット要素が強くなると思っているわ?

このNOTEに今目を通しているあなたが、帰国子女って言葉に重い十字架のような感覚を持って日々周りを環境を、そして自分の生い立ちを呪って生きているのなら、どうか他人にだけは惑わされないでほしい。訳わからない話からはドロップアウトしてほしいし、今の状況が生きるよりも重荷なら粗大ゴミとして捨てられるような生きやすい場所をさがす体力づくりを始めるきっかけになってほしいなと願っていて、そしてこのNOTEがあなたの「一人じゃないんだな」に役立ってくれたら嬉しいなと思っているの。

MAYさん何者という話

落武者帰国子女社会人お姉さん、という設定に今はしておこうかな?年齢的には、立派なおばさんなんだけどね。いつまでも感覚は若くいられるようにお姉さんでいさせてほしい、せめてネットの中では!

だいぶ昔に帰国子女になったけれど、そもそも帰国子女のイメージって昭和から平成、平成から令和で相当変わってるんじゃないかな?私の学生時代にはスマホなんてないし、PCは学校に備え付けられているもので個人が所有するものじゃなかったのよね。昨今のIT端末の普及と目まぐるしい進化は、確実に劇的に帰国子女を取り巻く環境を変えていると思うの。だから、そこら辺もわきまえつつ、このNOTEは発信していくつもりよ。

こんな私のことだけれど、長女・B型で、性格は最強に平和主義。争うものを見ると心が痛むわね。趣味は国際線ターミナルでフライトレーダー見ること、あとTwitterで世界情勢を色んなメディアで調べることね。好きなキャラはスターウォーズのオビワンケノービ、とりあえず俺はアナキンが好きだって言って叫びながらダースベーダーを一生倒せない感じ、好き(だから何?)。あ、あともう一度人生をやり直せるなら空港で管制官やりたい。特に推しは羽田国際線ターミナル、あそこは色々大変らしいのよ。私が東京の空に綺麗に飛行機を一列に並べて着陸指示を出すことができるなら…興奮する!

あとは今時の若者に負けず劣らずオンラインゲームもわりかし好きで、30万くらいするゲーミングPC(しかもタワー型だから変態度もアップ!)でオンラインゲーム(MMOメインに)をプレイしてたりするわ。人を撃つのは嫌いなの、それはアメリカで発砲事件現場を見たのでリアルすぎて無理だから。
何よりも10代や20代の興味や関心ごとをリアルタイムに知れるネットの世界、実は世の中のバラエティー番組よりも情報が早くて正確なのよね。いい?情報こそ命、最大のアンチエイジングよ!

MAYさんの学生〜社会人経験とか諸々

親のインド駐在で晴れて1歳くらいで海外生活をスタートして、イギリス系の幼稚園に行っていたらしいという噂はあるけれど、記憶には残ってないのよね。それ以上中学1年までは日本の公立小学校〜私立の女子校でのほほんと生活していたわ。よって基本は脳みそは日本製なはずよ。ただ、南アジア、東南アジア、アメリカの生活を学生時代に経験しているから変わったタイプの帰国子女かもしれない。

大学は某日本の語学一強の私学で、社会学系。マスコミ系に就職したかったのよね。フリージャーナリストになろうと思っていて、学生時代は寝る間も惜しんで報道局でADのバイトしていたわ?厚生年金も払えるくらいには働いて、学校とバイト先はタクシーで往復して夜勤もバンバンあったの…。お陰様で学生時代は化粧知らず、保湿知らず、美容の世界とは対岸に生息。合コンも不参加で終了。サークルなんて生粋のゲコだからバカらしくて1年生の途中でやめてしまった。後半は、芸能人とかアナウンサーとか、テレビ局職員とか、今思えば異質な大人に囲まれて学生生活を過ごしていた。思い出は先輩にエロ本を注文されて、テレビ局周辺のコンビニを趣味に合うように買い回ったこと。今なら絶対に問題になるわね…。

就職は今でこそ後悔してるけど、いわゆる日本人的就活をしてしまって見事に玉砕。ここから色々人生のプランが崩壊したわ?面接で帰国子女嫌いなおじさんに出会うことも多くてね、嫌味言われる度にキレて面接会場から消えたりしたわね。戦闘能力高過ぎたあの頃、若気の至りだわ…。でも帰国子女嫌いって一定数この世には存在していているって肌身で感じたのもあの頃。今思えば、私のニーズがないフィールドで就活してしまったのよね。完全なリサーチ不足だと思うわ。やっぱり情報が命よ、貪欲に情報はもぎ取っていきましょう。テレビなんて嘘ばっかり!(あれ?)

結局、学部でも一般的なとりあえず大手にES送るみたいな流れで、マスコミ・出版・広告代理店・大手企業等々ツルツル滑っちゃう事例が発生してね、是非、帰国子女のお父様、仕事は積極的に斡旋してあげてくださいね。(お父様のコネ入社、なかなか今も自分の実力で入社したみたいな顔してうまいこと出世して生きてる人多いから、あまり色々思う必要ないわ、コネ入社できるならしたほうがいいただ転職しちゃダメとかそう言うのはなし)。

私自身、就職で盛大に躓いたものの、飲食、教育+編集、HR+広報、翻訳フリーランスなど大手からベンチャーまで異業種を転々として、勢い余って東南アジアでも働いてみたけれど、今はフリーランスで自分より20歳くらい上の先輩方と外資のIT企業のCRM系のお仕事をしたり、国際人材と呼ばれる方々を国内外の企業と結びつけたりしてるわ。なんだかんだ今の仕事の約半分は英語を使って生活していて、結果的に海外生活の恩恵を相当受けているわね。ただ言われるのはあなたの英語力よりも経験力を評価してるってことね。英語力ならもっと高い人たくさんいるって言われるわ。そう言うこと!

色々な価値観や国民性を受け入れて仕事をしないといけないのは共通ね

社会人ジプシーで得たもの

今も昔もどの国でも、大企業信仰が厚すぎる。そして私も完全にそんなものに踊らされすぎた社会人ジプシー族ってところ。最近は転職がOKな時代にシフトされて、だいぶ生きやすい世の中になってきたわよね。一方で、時代の流れはどんどん速くなっているから転職という概念がもう古くなって、今後は企業勤めがトレンドから外れていくと言われてる。企業に属すること、ビックネームの下で仕事をすること、それはとても素晴らしい経験になるには違いないけれど、社会情勢が不安定な今の世界、どんどん資源も減っている。世界中が資源を取り合って、人工知能がどんどん人間の仕事を侵食して、そんな急速に変わりゆく世界で自分の親が生きた昭和世代と同じことをしては生きていけない。そんな時代にとっくに突入してしている、この世界感覚を持てているかどうかって意外とこれから大切になるんじゃない?

私が社会人ジプシーで何を得たのかって?

まさに上に言ったような思考を養うための土台を作れたわね。すなわち、自分の今や社会を多角的に見つめる時間を得たのかも。正直、私の人生は高校から駆け足すぎてしまって、考える時間を持たなかった。そして特に振り返ることもしなかったのよね。

今振り返ってみればだけど、私は大企業向けの人間ではなかったみたい。自分で納得して精一杯頑張りたいタイプだと感じているわ。それって一見、普通すぎるように聞こえるでしょ?でも生きるために仕事をこだわりなくできる人の方がこの世の中は多いわ。特に大企業に勤める人の一定数は、会社のブランドと職位にこだわって、仕事の内容や質にこだわる人は少ない。それが大きな組織で、粛々と働き、評価を得ることに繋がりやすいのも学んだこと。何をするかよりどこに勤めているかが大事ってやつ。

特に様々な環境下で生活をしていると、マジョリティーの幸せが自分の幸せとは限らないようになる人もいるわ。悪く言えば、世間体とかあの人がああ言ってたとか気にしなくなる。「その国、その人の周りでしか通用しないじゃない?」って感覚になっちゃうの。一番信じられるのは自分の経験や人とのディベートから得たものになりがちね。人と繋がって得られる感覚は常に大切。結局、私の場合はそれが今の仕事に繋がったように思うわ。今まで出会った人たちに教えてもらって今がある。今は給料以外はハッピーライフ!

私は専門家じゃないから

こんなアカウントをオープンさせてみたものの、私は心理学者でもないし、教育学者でもないから帰国子女の学術的なサムシングは全然わからないの。よく聞く「帰国子女あるある」みたいな話っていうのは、同じ境遇の帰国子女同士でやるから冗談で終わるし楽しいけど、そうじゃない人にされるとなんか辛いものよね。なんでだろう?なぜか帰国子女って令和になっても色々言われちゃう存在なのよね。単一民族国家の日本では、我らは異質で特殊な人種なんでしょうか?こんなにグローバリゼーションが進んでいるのにね。
何よりも昨今、みんなの期待する「ぶっ飛んだ帰国子女」をその想像のまんま演じてビジネス化するYoutuberも増えてきたし、なんなら少しデフォルメされてるバージョンすら見ることがある。いくらお金を稼ぐといってもそこまで期待に応えなくてもとは思うわ。

特に私みたいな面倒臭いタイプの帰国子女のハートはズキズキしちゃうのよね。これ以上、生きにくくしないで??造られた帰国子女の呪縛に苦しむ人はいるはずだもの。私自身、だからこそ表現する場所を作りたかったのかもしれない。

先にも言ったように、私は専門家じゃないから、情報の精度は経験談を集めていくしかないから経験をシェアしてくれる人は常に募集中よ。なるべく一人よがりな考え方にならないように注意していくわ。
今のところ、アメリカの大学院で頑張っている妹のお友だち、外資系の企業で毎日心の火災報知器鳴り響かせてる妹、そして日本中で子育てに奮闘している帰国子女の友人たち、海外で働く子、現地のネイティブの子にも色々聞いて価値観系は発信していこうかなって思っていたりするのよね。グチャグチャでもなんとなくリアルな「ゆる真面目」をテーマにマイペースに発信していくわ。

伝わったら嬉しいこと

今絶賛帰国子女を抱えてるお母さん、お父さんには本当に伝われ!という気持ちでいることがあるの。同世代か少しプラスくらいの昭和マインドをもったパパママ世代になるのかも?もし、ご自身が帰国子女人生と無縁で普通に日本で学生として生きてきた人生だったなら、子供の気持ちをミスリードする可能性は無限にあることを忘れないでほしい。私が子供を守る!!と思っても、ご自身は幼少時代に孤独で不安な海外生活を覚悟も想像もできないままノーチョイスで始めるという経験をしていないんだもの。こればっかりは仕方ないけど、子供の感情に寄り添う生活を心がけて欲しいの、お願いします。会社みたいに学校は私たちの立場を、人権を、そして心を守ってくれないわ。子供同士は特に残酷で、見た目やニオイや背格好を抽象して傷つけあってしまう。区別されるという経験を幼少期から多少される経験を無条件ですると結構きついんだよね。

だからこそ帰国子女というブランドに、彼らが優遇されると勝手に思われる帰国子女受験に、未来に、言葉に、親が一喜一憂して欲しくわないわ。私たち子供は「今」を必死に生きているんだから。ましてや親の勝手な自分の夢を変な期待に変換して押し付けるのは絶対によしてほしいの。自分のヒエラルキーの道具に子供を利用しないで欲しい。

大人のそういう変な世界、私も大人だから分かるんだけれど、その世界に子供をひきずりこむ行動には一旦待ったをかけてみてほしい。その見えない圧、子供達は実は気づいているの。その期待が、隣の青い芝生を引き抜いて「ほら、あなたも頑張りなさいよ!」とぶち当ててくる感じが、あなたの大切な子どもの心と未来をぶっ壊しちゃうかもよ?!

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