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春がうらら

ワインが好きだ。友達が良かったと言っていた『金の国 水の国』を家で観ていたら、水の貴重な金の国が水の代わりにワインを飲むんだと言っていて脳裏にワインがある一週間だったから成城石井なんぞには寄らず最寄り駅のファミマで、でもちゃんと巷で絶賛されてるらしい赤ワインを買って金夜をやっていた。
実家だと週末前の夜にだらだら飲むのが好きな両親がおつまみにお菓子やらチョコやらいつもびゃっと出してくれるから一人暮らしなのについ買い込んでお腹いっぱいになってることが多い。何も考えずボトルで買って、キャップじゃなくてコルクなのに家で気づいて、缶切りに栓抜きのスクリューが付いてたからよかったけど、アカデミー賞を汗をかきながら見る羽目になってぜえぜえしながら、気づいたら今日もまた若林の顔を見ている。水卜ちゃんも言ってたけど、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームライブを観てから確かに世界が観る前と観た後で変わっている。思うところがありすぎて今はここで止める。

慢性的な睡眠不足が私の全てを妨げているものの、春を目前に3月がピンク色に見えるものだから、身体中がピンク色を欲している。3月ピンク色月間だ。実際はクソさみだが、春を思う今のこれくらいの時間が、やっぱり毎年心から愛しい。夏も特に。待ち遠しいくらいが一番大切に思えるのだ。それは何事も。
きっと今まで、未来が待ち遠しくてたまらないことを楽しんでいたのだろう。そういう未来は一生来ないのに。きっと来ると疑わずに。

汗かきながら観たアカデミー賞の発表で観たい映画がありすぎて、怪物やっぱり観たほうがええのんか。夜明けの全ても気になるし、パーフェクトデイズもとても気になるよ。お家で観たいやつもあるし、とりあえず明日は歯医者があるよ。

ねえ、何もかも向いてないね。
仕事が終わると肉片が離散した鬼舞辻無惨みたいな気持ちになるよ。
orbeの音楽が魂を直接撫でて、それでやっと虚ろになれる。春の虚ろが共鳴したのがorbe。haruka nakamura、あなたは一体どこまで…

私?私は…

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