グリーンカード取得!コロナ中なのに何故?

アメリカに来てから10か月後くらい(2018年2月)から準備を始めたグリーンカード(永住権)取得。結果として2年半ほど(2020年8月)で手にすることができました。その経緯を少し書いておきます。特に今はコロナウィルスの影響とトランプ大統領の Executive Order で US Citizenship and Immigration の処理をかなり限定しています。が、EOはあるものの、企業スポンサーベースのグリーンカードのプロセスは完全に止まってはいないようです。

簡単に私のステータスを説明します。私はもともとL-1Aというビザでアメリカに来ていました。これは多国籍企業の管理職が取れるビザですが、当然ながらいろいろな限界があるし、考えた上でグリーンカードを取得することにしました。いろいろな条件が重なった結果 、私はEB-1 という企業スポンサーベースの物の中では最も早くとれる可能性のあるカテゴリで申し込みました。EB-1の良いところは、PERMという Labor Certification のプロセスがない事です。

Priority Date 以前の話はいろいろな所に書いてあると思うので割愛し、ここから先は2020年2月以降の話です。
Priority Date(自分の書類を US Citizenship and Immigration に提出できる順番が回ってきた)が来たと連絡が来たのは 2月の初め。この時点でAOS (Adjustment of Status)、EAD(Employment Authorization Document) と AP (advance parole -)を提出しました。USCISからの受領レシートが来たのは2/14。その後指紋と写真の採取のお知らせが来て、実際にUSCISの地元のオフィスに行ったのは 3/16でした。この直後にUSCISはコロナの影響で対面での処理を一時中止し、その後は 4月のExecutive Order(大統領令)でビザやグリーンカードの発給の停止するという事態となりました。

日々聞こえてくるニュースに毎日鬱々としていた7月。USCISから私のEAD/APが承認されたと連絡が来ました。半信半疑だったのですが、確かにEAD/APカードが到着。通常であればこの次にインタビューがあるのですが、コロナの影響でどうなるかと思っていました。が、その直後に私のグリーンカードが承認されたという連絡が USCIS から届きました。実はこれも疑っていました。が、8月末には私の手元にグリーンカード到着。

後で知ったのですが、コロナの影響で対面でのインタビューを割愛してグリーンカードを発給するケースがあるそうです。私の場合は、1)企業スポンサーベースであったこと、2)USCISが対面プロセスを縮小する前に写真と指紋を採取ができていた事が、このタイミングでのグリーンカードの発給に繋がったのではないかと考えています。

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