「TOKYO X（トウキョウエックス）」という最強の豚肉を、 とんかつにしたお店。
「トウキョウX」は、日本種豚登録協会において新系統豚として認定された新しい豚です。取り扱いは、東京をはじめとする基準をみたした「認定店」のみとなっています。そんな「幻のぶた肉」を使用したとんかつ専門店「とんかつX」が、田町に新しくオープンしました。
店内はオーク色の木目をあしらう優しい色合いで、天井が高く、店舗奥の一面がガラス張りであることから、開放感のある心地よい空間になっています。等間隔に吊るされた真鍮のペンダントライトと相まって、従来の「トンカツやさん」というイメージとは違ったお洒落な空間です。
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「東京Xロースカツ定食」を注文しました。
メニューにはヒレカツもありますが、ヒレ肉は幻の中の幻のようです。ヒレ肉が入荷するのは週に1回程度らしく、ほんのわずかな部位なので貴重とのこと。
キャベツの千切りを食べながら、お肉が揚がるのを待ちます。フルーティーなドレッシングをかけていただきました。
やってきました、「東京Xロースカツ定食」です。
断面の中心がピンク色なのは、揚げ具合が絶妙なのでしょう。ほどよいバランスで脂身があります。厚みも充分にあり、見た目からすでに美味しそうです。つい、感嘆の声があがります。
醤油を少したらしたワサビ入りの大根おろしと一緒にいただきます。ツンとくる辛さと豚肉の甘みが抜群の組み合わせです。脂身にはレモンを絞ります。脂身自体にしつこさは全くありませんが、レモンのフルーティさが加わり、さらに美味しくいただけます。
「上質な香り、ほのかな甘み、さっぱりとした脂肪」が「トウキョウX」のキャッチフレーズですが、まさに、その言葉どおりのお肉です。
定食の豚汁の美味しさも語りましょう。
野菜が程よい火の通り具合といいましょうか、ごぼうまでほろろとしていて優しい食感です。そしてブロックのお肉は出汁を充分に吸い込んでいて、肉本来の旨味と一体となった、たいへん贅沢なお味です。
オープンタイプのキッチンでは、店長の青島さんが、脂身の境目に、丁寧に包丁を入れて下処理をされていました。分厚いお肉がさくっと噛みきれるのは、手間をかけた下処理が秘訣なのかもしれません。
最強の豚肉を使った最高のとんかつ、ご馳走様でした。
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店 名：トンカツX
港区芝浦3-1-1 msb田町ステーションタワーN TEL 03-6435-2904
●11:00〜15:00（ランチ）●17:00〜23:00（ディナー）
★東京都が開発したプレミアムポーク『TOKYO X』を使用した初のとんかつ専門店★
店舗設計：デザインディッシュ株式会社
照明設計：マックスレイ（ウシオライティング株式会社）
「とんかつX」でご使用いただいていますマックスレイの照明器具です。
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