マーダーミステリー1周年

どうもぼくです。マーダーミステリーを始めて1年経ったので、振り返りをしてみる。

・マーダーミステリーに出会う
　それまではTCGとボドゲをメインで遊んでいたけど、TCGのレギュレーションが変更となり、遊ぶ頻度が減り手持ち無沙汰となっていた。ちょうどそんな時、ミスボドを主催している秋山さんがブログでマーダーミステリーについて書かれているのを目にした。そのブログを読んで、なんだかよくわからないけど面白そうだぞと思いおっかなびっくり参加してみた。

・マーダーミステリーを遊ぶ
　初めて遊んだ作品は「予言遺言書」。本作はイギリスの作品で、とある富豪の家で殺人事件が起こり、不可思議な遺言書が発見される。

　緊張しながらの参加だったけど、一緒に遊んだ人たちが役になりきっていたし、そんなことある！って展開になって大満足の初参加だった。物語内で動くキャラクターとしての緊張と不安、物語を鑑賞する視聴者としての期待と興奮を同時に物語の内側から味わうことができる感覚は、今まで体験したことがなくて、とても新鮮だった。この時に体験した感覚が今も残っていて、自分自身のマーダーミステリー観のベースになってるなって思う。
　なお最初が予言遺言書だってことを話すと珍しいとわりと言われる。

・マーダーミステリーにハマる
　それからは坂を転がるようにマーダーミステリーを遊んでいった。
　その中で印象的だったのが、2019秋のゲームマーケット。きつねさんがマーダーミステリーの作り方をゲームマーケットで頒布すると知り、当日イベントスペースに向かった。正直そこまで人は集まらず、余裕で手に入るだろうと思ったら、立ち見がいるレベルの大盛況。こんなにマーダーミステリーで遊んでる人がいると知って、まだ新しいジャンルながら大きな流れの中にいるようでマーダーミステリーのこれからが楽しみだった。
　またマーダーミステリーを遊んでいるとTRPG、LARP、謎解き、人狼などいろんなジャンルの人と会うことがあり、それをきっかけにそのジャンルにも参加するようになり、マーダーミステリーをハブに遊びの幅が広がっていった。

・マーダーミステリーとSNS
　SNSは主にTwitterを10年くらい使っているけど、マーダーミステリーを始めてからフォロー・フォロワーが100人くらい増えた。感想や新作情報などマーダーミステリーに関するつぶやきがTLを埋めるようになった。それまではTwitterでリプライのやり取りはほとんどしていなかったけど、最近は会ったことのない人ともやり取りしたり、一緒に遊ぶ約束したりで、Twitterって便利！ってことを今更ながらに実感する。

・マーダーミステリーとオンライン
　4月にコロナウイルスが流行り、自粛要請が出た。それに伴い実際に会って行うオフラインでのマーダーミステリーも控える傾向になった。
　この頃からオンラインのマーダーミステリーが増え始めた。主にDiscordとユドナリウムを使って、自宅で遊べることもあり、かなりの頻度で参加した。1週間毎日予定があったり、1日3つ遊んだり、0時にリリースされた瞬間遊んだりとオンラインならではのアクロバティックな楽しみ方ができた。
　一方オフライン公演が難しくなった店舗でもオンライン作品のリリースが見られた。さすが店舗というような作品、GMの完成度でオンラインでも満足感が高かった。コロナ禍でもしかしたらどこか閉店してしまうかもと不安もあったが、オフライン公演が再開された現在、どこも閉店しておらず、むしろ店舗を増やしているところもあり一安心。

・マーダーミステリーと今後
　1年マーダーミステリーを遊んで、掻い摘んで書いてみたけど、ここに書ききれないことがいろいろあった。マーダーミステリーのトークイベントやマーダーミステリーオンリーのイベント、単一タイトルのイベントがあったり、動画配信や雑誌の掲載と世間の認知度も少しずつ高まっていくのを感じた。この調子で全国どこでもマーダーミステリーが遊べるといいなと思う。
　また個人的には最近ありがたいことに誘ってもらい、様々な作品を遊ぶ機会に恵まれている。今後はもっと自分から誘ったり、主催してマーダーミステリーを遊べるといいな思っている。
　これから1年もマーダーミステリーを楽しめる1年にしていきたい。