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Cinema 4D S26新機能: モデリングツール

Cinema 4D S26は、モデリングに関するツールやジェネレータが大幅に追加されました。

リメッシュのアルゴリズムにZリメッシャーが追加

ZBrushが、Maxonファミリーになったことにより、リメッシュのジェネレータのアルゴリズムにZリメッシャーが追加されました。これにより非常にクリーンなリメッシュがプロシージャルに行えます。

さらに、トポロジーの流れをスプラインである程度コントロールできるので、より使いやすいメッシュに変えることができます。下図のようにまぶたの形状に合わせてスプラインで描画しておくと、トポロジーをそれに合わせることができます。

スプラインに沿う機能のオフとオンにした場合

ボリュームビルダーで作成したデータも、Zリメッシャーを使えば、きれいなトポロジーのモデルが生成できます。

左がZリメッシャー適用後

エッジをスムーズ

エッジをスムーズは、エッジの流れをスムーズにします。ポイント編集で荒れたエッジの流れをドラッグしながら調整できます。

エッジを直線化

エッジを直線化はその名前の通り、選択エッジを直線にします。強度もドラッグで調整できるので少しだけ整えるといったこともできます。

円形化

これまで要望の多かった選択ポリゴンを円形化する機能が追加されました。サイズの調整や円形後のエッジの間隔を均等にするなど細かな調整ができます。

さらに、サーフェイスに投影機能を使うと曲面のサーフェイスでも元の曲面を保ったまま円形化することができます。

フラット化

フラット化は、選択ポリゴンを平らな状態にします。選択ポリゴン全体か、各アイランド毎などを選べます。

フローの設定

フローの設定は、エッジの流れを調整することができます。ガタガタになっているエッジを整列させたり、滑らかなカーブにしたりできます。

間隔を均等

間隔を均等は、選択エッジの間隔を均等にします。エッジを整えたいときに便利です。

ポリゴンの穴を閉じる

ポリゴンの穴を閉じるに、閉じるときのポリゴンの貼り方にグリッドが追加されました。グリッド状のメッシュであれば、現在のメッシュに沿ってきれいに穴を閉じることができます。

ブリッジ

ブリッジ機能も強化されました。張力が追加され、滑らかに形状を繋ぐことができます。

さらに、エッジモードでは複数の選択エッジもブリッジできるようになりました。

ポリゴンの突き出し

ポリゴンの真ん中に頂点を追加して突き出す機能が追加されました。滑り止め処理のようなモデリングが一発できます。

一部機能はノードカプセルとして利用可能

これらのモデリング機能は、一部ノードオペレータとしても登録されており、シーンノードで利用したり、カプセルとしてデフォーマのようにオブジェクトマネージャでも使用できます。