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Redshift 3.5.04までのアップデート

Redshiftは、4月に3.5がリリースされてからいくつかアップデートを行われています。

Redshift CPUでRound cornersがサポート

3.5.03から、レンダリング時にオブジェクトの角を面取りするRound cornersシェーダーがRedshift CPUでサポートされました。面取りをモデリングで行う必要がないので、非常に便利になりGPUとの互換性がさらに高まりました。

ボリュームのEmissionが黒体に対応

3.5.04では、ボリュームの発光の設定を行うEmissionは、これまでグラデーションでの設定のみでしたが、黒体放射による色設定が行えるようになりました。これにより、FrameやTemperatureなどのボリュームデータから、爆発や炎などがリアルに設定することができるようになりました。放射の色温度は、TemperatureやOffsetで変えることができます。

Redshift RTで被写界深度がサポート

3.5.04では、Redshift RTで被写界深度がサポートされました。

Blender関係の機能もアップデート

Blenderへのサポートもどんどん進んでいます。Standard Surfaceのサポート、MetalToIORTintノードの追加、マテリアルレイヤーのサポート、マルチUV、頂点カラー、タンジェントのサポートが行われています。

今後の予定

Redshiftのフォーラムでスニークピークとして紹介されていますが、今後の予定して、サブサーフェイス・スキャッタリングの計算方法にランダムウォークが追加予定です。ランダムウォークは、細かいモデルでもディテールが保持されます。

ランダムウォーク

ディフュージョンだとSSSが透過が強く、ディテールがあいまいになって知っているのがわかります。

ディフュージョン