誇り高い幹部自衛官のための羅針盤7

7 下積みを経て成長する。下積み時代を積極的に生きよう

 安易にプロにはなれない。「人学ばざれば智なし」
懸命な修練と適切な心構えが必要 「少にして学べば即ち壮にして為すあり、壮にして学べば即ち老にして衰えず、老いて学べば即ち死して朽ちず」(佐藤一斎)
下積みはつらいが、自分を伸ばすチャンスがある。
そして人間としての生き方、仕事のノウハウ、現場の厳しさ、訓練指導の在り方、やる気、情報収集能力、本質をつかむ感性、分析力、構想力、不屈の実行力、仕事への集中力、予定の必達等を身につけよう。
下積み時代は、夢と希望、迷い悩む、失意に沈む。それこそが人間としての向上をもたらすことを信じて頑張ろう。「天職とは、精魂を打ち込んで初めて発見できる」「青い鳥は心の中にいる」のだから
「上司や先輩には、素直に従い、部下や後輩には指導してやる」ことを習慣化しよう。

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