誇り高い幹部自衛官のための羅針盤33

33 「一言御礼」「一言挨拶」ができるようになろう

 懇親会やパーティ、歓迎会などで「一言御礼」「一言挨拶」、この「一言~」ができる人は、大人の対応ができるわけです。
 特にリーダーになる人には要求されることです
 他部隊や企業を訪問し、そこでブリーフィングを受ける。「何かご質問は?」と言われた際に、すっと立ち上がって、「研修の目的・丁寧な御礼・感想・質問等」が口をついて出てこられるように努めよう。
 「一言」を述べるということは、自覚と訓練を要する。
自覚とは、「自分が国家や組織や部隊やグループを代表している」という自覚であり、その自覚のもとに責任感と勇気が出せる。人前で話すには、若干の訓練を必要とし、話し方やお礼の言い方のパターンを把握し、要点を明らかにし、短くまとめ、明快に話す訓練経験を積むこと
 パターンについて例えば枕詞として「一言お礼を申し上げます。⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」という具合に

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