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【紅茶夢現】を読んでの感想とか。

 【紅茶夢現】ってどう読むんだろ。こうちゃゆめうつつ?なんか引っかかるというか,読みづらいような気がするね。

 と、いうことでこんにちは,初めまして。まきしらりあです。今回は,とんでもないタイミングでブッ込まれたパラコレ冬優子。【紅茶夢現】を読んだ感想なんかをしたためたいと思った次第です。

 解釈不足な部分が多々あると思うので、そういう時は優しく教えていただけると嬉しいです。


注意:ネタバレあり
        感想ならびに(個人の)妄想です


みんなもパラコレ,引こう!!


 ガシャの期間終わったから引けてない人は次のパラコレまでに石を貯めましょう。ガシャの仕様忘れちゃったけど,P-SSR2%のうち1%(0.5%×2)でピックアップ,残りを恒常とパラコレで埋める形だったと記憶している(要調査)ため,次が1番すり抜けの可能性が高いのです。事実,今回私は90単発でパラ雛菜引けました(煽り)。

冬優子引けた直後に回したら引けた。流石に数日間は夜道に気をつけた。

 とはいえ、今回のガシャは勝ちとは言い難い。440連+ピース付きチケ×4で冬優子2/千雪4なので下振れとまではいかない微妙な感じ。

5/29深夜、(5/30になったあたり)
こんなに早く華ピが手に入るとは……

 感想の前に一言。

【三文ノワール】を周年セレチケになんで入れなかったんだ!!!!!!

 【ノンセンス・プロンプ】の時に,【三文ノワール】と関係が深いと推測していた。実際,他の人の感想をチラ見する中でその推測は正しそうだと思える。
 連作のようなものを読んで,パラコレが来るとしてもこの2作がセレチケに入るようになってからだろうと思ってたのになんだこれは。こう考えると冬優子,激重コミュが多くないか??????
 絶対周年セレチケにノワールは入ると思ってたのになぁ......

俺,運営のことが許せねぇよ……

 グラの話。パラコレ未成年組,素体は同じだろうに何年か経った姿が出力されてるの本当にすごい技術だと思う。一目で大人になったと分かってびっくりした。

1.「賢」

 最初の文字にないボイスを聞いた瞬間,呻き声が出た。反射的にブラウザをリロードしてもう1度聴く。そのあとマネージャーが出てきてまた呻く。ここあたりの2人の会話を聴きながらなんとなく察しがついた。

 「なんらかの」理由があって283を移籍した冬優子。理由はコミュを最後まで読んだら推測できるのでまた後で。
 ここで私にダメージを与えたのは大きく3つ。

・マネージャーとの会話での声質

・冬優子に気づいていながら避けるプロデューサー

・最後の冬優子の呟き

 まず,マネージャーとの会話ではふゆモードの要素が強い。「ふゆちゃん」ではなくて「冬優子さん」と呼ばれているあたり,仕事相手として良好?というか,ちゃんとした?関係を築くことはできているのだと思う。

 けど,それでもこのマネージャーとはW.I.N.G編「台本通りの茶番劇」→「諦めたくないものはひとつだけ」であったようなぶつかり合いはなかったんだろうなぁと察せてしまう。

 それは冬優子が成長したから,仕事としてふゆモードでの対応を続けられているのだと行ってしまえばそれだけなのかもしれない。けど,それって寂しいじゃないか。私(たち)がこの数年間見守ってきた冬優子は(本人は渋い顔するかもしれないけど)いつでも,どんな時も魅力的だったんだから。

 冬優子を避けるプロデューサー,動き方に覚えがありすぎて心が痛くなった。仕事で,遠目に顔を合わせたくない相手を見つけた時の感覚が少しするのです。悲しい。それはそうと,プロデューサーを察知?する冬優子がね。「働きすぎかも」ってとこ,表情が良い。懐古や呆れなどが入り混じったような印象を受ける。前からある表情なのに,声で印象変わるんだなぁ。プロってすごい。

 最後の呟き,聴きながら呻いていた。

うごごご……

 「こんなに狭かったっけ......」,カフェで店員から声をかけられるあたり,人気もあって素でいる時間は本当にないんだろうなぁ。と思った。元々気をつけていたんだろうけど,自由とは遠い生活になっちゃったんだろうね。ガシャ演出の,木に囲まれて狭い空を飛ぶ3羽の鳥が,もうね。

 推しが人気になってほしいとは思うけど,自由でいてほしい。まぁ,仕事をする以上,自由でない部分も結構な割合であるだろうけど。

2.「孝」

 冬優子,アイドル辞めちゃったんだなぁ。充実してたのはトップアイドルだった時じゃなかったんだ。ストレイライトの3人が好きだから,嬉しいような悲しいようなごちゃ混ぜな気分。

 予告の時にあった「ふたりは〜」のところ,友人ふたりだったんだね。分かるわけなくて草。これから何を頼りに予想すればええんや。

 個室?から外に出る時,マスクちゃんとするんだね。細かくて好き。

 プロデューサーとあった時,「久しぶり」って言い合ってるのが悲しい。まみみの感謝祭思い出しちゃった。

 283を離れて何年経ったんだろう。雛鳥はいつか巣立つものだと思うから移籍否定派ではないんだけど,それはそれとしてたまには古巣に帰ってきて欲しいとは思う。顔合わせづらくなるあたり,喧嘩別れに近い別れ方だったのかなぁ。

 仕事柄,育てた子が自立していくのは見ていて嬉しい。活躍していようがしていまいが,元気であればいうことなし。便りがないのが元気な証とはよく言ったものだ。時々帰ってきて挨拶をくれる子から,便りがない子の無事やその子の話を聞けると嬉しくなる。あの子達が幸せに過ごしてるのが私の幸せなんだよ。

 やっぱ深い関係にあったふたりが「久しぶり」なんて言い合ってるのは寂しい。私は自己投影しない。いつでもフィルターを通して文を読む。読みたい。でも流石にこの数年間の思い出がフィルターを貫通して脳を揺さぶってきた。ぐぎぎ......

 「賢」も「孝」もタイトルの由来がわからない。文学作品からの引用かな?不勉強なので考察勢の記事漁るかぁ。

 選択肢の後も差分じゃなくてガッツリ変わるのが良い。私は「たまにも顔を出してくれ」に1番ダメージを受けた。元プロデューサーさん......

3.「候」

 こういうのが積み重なって喧嘩別れに繋がったんかなぁ。冬優子は周りのことを考えられる優しい人だから,自分のせいでプロデューサーに負担をかけ続けるのが耐えられなくなったんだろうなぁ。

 前半の喧嘩してるとこ,すごい心にくる。声色が良いって言っちゃうとふたりに悪いけど,幸村さん上手すぎる......
 拗ね,呆れ,心配等が入り混じったような声がすごい。引けてない人,頑張って引いて聴いてね。私は「そんなの,聞いてない‥‥‥!」と「‥‥‥よし」が特に好きです。

 シャニマスやってて,コミュのパワーに毎度ビビる。内容だけじゃなくって,演出がすごいよ。画面も音も全てを使って殴りかかってくる。書かれていない言葉,「‥‥‥」に籠った息遣い,SEなど。正面からのLive2Dってここまでできるんだなぁ。

 学マスやってるとシャニPの異常さがよくわかる。やっぱ1対28はやばいって!

 何はともあれ,夢であってくれてよかったなぁと。

 これからふたりがどうなっていくかは分からない。けど【紅茶夢現】の未来もありえてしまう。ずっと一緒なんてないんだろうけど,別れる時は納得の上であってほしい。

 私はこの時期になると爺さまを思い出す。コロナが流行って,入院しているところには会いに行きづらくなった。弱っていくところが見たくなくて逃げてたところもある。就職で地元を離れて1,2ヶ月,ポックリと逝った。俺はあのひとにいろんなものをもらってたんだ。
 1番大きな贈り物は文字や言葉だろうな。これまで触れて,これから触れていく文章はあのひとにもらった習慣が素になってるんだ。小学生に読ませるような本じゃなかったなぁと今でも思うけど,あの時たくさん本に触れさせてもらえたから今の俺がいるんだ。
 葬式の時,挨拶をすることになって,全部がごちゃまぜになってアホほど泣いた。時々考えるんだ。あのひとは幸せだったんだろうか。俺はあのひとに会えて幸せだった。別れる時は後悔したくない。それだけ。

 いつかくる終わりの日は笑って迎えたい。終わりまでの日々に未練は残したくない。未練があると笑って終わりを迎えられないから。未練なんて残さないようにやり切って終わりたい。
 自分だけじゃない。(押し付けるわけじゃないけど,)推しもそうであってほしい。始まりがあるならいつか終わりはくる。その日が来たとしても,その後でもあの人たちには笑っていて欲しい。だから,未練なんて残らないようにやりたい放題やってる姿が見たいところである。
 聞いてるかシャニマスくん?俺は最後まで見届けるから。これからも楽しみにしてるよ。

4.アイドルからの手紙

 中身は確かネタバレ禁止だったよね?とりあえずやばいです。ボイスなしでもありでもすごいです。

 担当のパラコレきたら,できる範囲で完凸狙うべきだと思う。ピースで2,天井で1とれると思うと1天+αくらいで完凸は狙えるだろう。無料石,貯めよう!!

 なんて言いながら羽那/円香のブライダルに6月のマッチライブ報酬を投げ込んだ。宵越しの銭は持たない主義なんです。

まとめ

 オチのところで色々言われてるのを見たけど,私はこのオチもアリだと思った。今回,選択肢分岐系でのバッドエンドかビターエンドを読んでる気分だったから,色々言いたくなる気持ちもわからんではないけれど。

 みんなにはハッピーエンドを迎えて欲しいけど,世界はそればっかりじゃない。シャニマスって「実在性」って言葉がよく使われたり槍玉に上がるけど,私は「誠実」が本質なんだろうと思う。

 明るい世界だけじゃなくって暗い世界もあって。上手くいく人がいたらそうじゃない人もいる。良いことがあったら悪いこともある。そうやって生きているひとたちを誠実に描いているシャニマスが大好きなんだ。

 冬優子はifの世界ではなりたいアイドルになれたんだろうか。あさひも愛依も隣に居なくなって、どんな活動をしていたんだろうか。トップアイドルになって、引退する時はやり切って終われたんだろうか。

 これまでも、これからも、ifの世界でも。しあわせな人生を送れていることを1ファンとして祈るばかりである。

W.I.N.G編の味が濃くなったね。

 それでは、またどこかでお会いした時はよろしくお願いします。

まきしらりあ

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