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【旅】スターアライアンス特典航空券世界一周予約メモ2(電話~発券までの詳細プロセス)

スターアライアンス特典航空券世界一周の概要を先のエントリで書きましたが、電話~発券までのプロセスを簡単に書いておきます。
昨今、特典航空券の予約がどんどん取りにくくなっており、2時間待たないと電話がつながらないというのがざらにあるので、電話する前に読んでもらえると参考になると思います。
以下、流れです。

全体の流れ
1.フライトの計画を伝える(旅行者がANAに電話)
2.旅程を組み、折り返し電話(ANAが調べたうえで旅行者に電話)
3.仮予約
4.期限(3日後)までに、再度電話する(旅行者がANAに電話)
では順にみていきます。

1.フライトの計画を伝える(旅行者がANAに電話)
ANAのマイレージクラブサービスセンターに電話して待つこと約90分でオペレーターにつながった。120分以上待つこともざらのようなので、まだ良かったほうだと思われる。
(それでも待ち時間+通話時間で、電話代4,000円程度かかった)
そこで、日付、便名レベルでプランを聞かれた。自分の計画が曖昧だと話が長くなるかも。
私はスターアライアンスのサイトで全部組んで、マイルも予算内に収まっていることを確認し、予約番号まで発行した状態にしておいたので、話としてはスムーズでした。
一つ、サイトではクラクフからベルリンへのフライトが組めなかったので、電話口で組めるか聞きました。そういう質問には対応してくれます。
(結果としては、同フライトは直行便が無く全体のフライト数がオーバーするのでやめましたが)
尚、特典航空券での世界一周は、現金で買う場合とはルールが違うということを理解しておく必要あります。世界一周本書いてあるルールとも違いますので要注意。
特典航空券の場合は、全体的にフライト回数・途中降機回数などが現金で買う場合より少なく設定されている。
ヨーロッパ途中降機3回まで、全体の途中降機8回まで、オープンジョー4回まで、フライト数は12回まで、など(このルールは変更あるかもしれないので、公式のルールを確認しておくほうが良いです)。
これを理解せず、壮大な計画を立ててしまうと、120分待って電話がつながったところで「全体的に無理です」と言うことになる。

2.旅程を組み、折り返し電話(ANAが調べたうえで旅行者に電話)
いったん電話を切り、こちらが考えている計画を出来るだけ汲んで、ANAが旅程を組んで折り返し電話をくれる。私の場合は1時間以内に電話があった。
これで計画通り発券できるなら話は早いが、ネットを検索する限り多くの人がすんなりいかない模様。
ANAの方曰く、日本発着の便がそもそも少ないし、ビジネスクラスは絶望的に無いとのこと。べつに1か月後ろに倒しても空きがあるとは限らないということだった。
例えば、私は全体をビジネスクラス、最初のフライトは成田からタシケントの直行便で組んでおいたのだが、直行便が無く、4回乗り継ぎ、出発日も違う、全部エコノミー、で提案受けた。
また、乗り継ぎが増えたことで、全体のフライト数12をオーバーし、ヨーロッパの途中降機地点も変わった状態になっていた。
噂通り、狙ったフライトがとれるとは限らないようなので、ある程度自分が融通利かせるつもりでないと決められないかもしれない。
また、私は事前にスターアライアンスのサイトで、22,000マイル以内の行程を組んだうえで電話したが、直行便区間が乗り継ぎ便に変わったことで、マイルオーバーにもなって旅程自体再検討が必要になった。マイル数がギリギリだと、またそこで意思決定迫られる。

3.仮予約
上述の提案は、一応発券できる状態にはなっているので、数日間仮抑えしてくれる。
航空会社ごとに仮押さえ出来る期間は違い、一番早いものが期限切れになった時点で、全体がリリースされる。私は3日間猶予があった。

4.期限(3日後)までに、再度電話する(旅行者がANAに電話)
3で仮予約した経路が良ければ、またANAに電話して発見依頼する。また、あの2時間待たないと繋がらないANAマイレージクラブ。
2~3の電話をしている時に意思決定できれば、多分4は不要。
(私は、長距離路線が全部エコノミーになってしまったし、そもそも途中降機地点が行きたい場所と違うので意味が薄いと思い、今回は発券は見送った)

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以上が流れです。
注意点をまとめると
・ 金で買う場合と特典航空券の場合で、世界一周のルールがそもそも違うので要注意
・ 狙い通りに組むのは難しいので自分が融通利かせる必要ある
・ 総フライト数・距離余裕持たせるほうがいい。ギリギリだと、予約状況によりすぐオーバーして成り立たない。

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