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デュエプレGP 振り返り ~火水UK 109位~

はじめに

本記事は2024年5月18日に行われたデュエプレグランプリ2024に対して、
調整グループ等に所属せず、1人で挑んだ結果の振り返り記事です。
仲間のいない人間がこのデュエプレGPのためにどのような準備をしたのか、
デッキ選定やカードの採用理由等、
結果としてどの様になったのか、
また、今後どうする予定なのかを書いていきます。
項目ごとに目次化していますので、読みたい部分を読んでいただければ、
と思います。
以上、よろしくお願いします。


自己紹介

まっくすというHNでデュエプレを楽しんでいます。
普段はプログラミングを武器にフリーランスとして働くエンジニアをしています。
働き方はかなり自由が利くため、1日中働く日もあれば、デュエプレ等のゲームをする日もあるなど、自由気ままに過ごしています。

メイ様が話題になった際に初動枚数による動き出し確率を計算するツール作りました。

デュエプレですが、リリース当初から遊んでいます。
現在は、New Division、All Division 共にレジェンドタッチまでして、
最終100位目指すけれど届かず、といったレベルになります。
公認大会も出られるときには出ています。
ランキング1位目指して、というより、
一つ優勝してみたいという気持ちで参加しています。

ベートーベンカップで初日1位取れてめっちゃ嬉しかったのを覚えています。

そんな自分が、「当選したら嬉しいな〜」くらいの気持ちで応募したのが、
デュエプレグランプリ2024でした。
運良く当選することができ、当選から1ヶ月間、このデュエプレグランプリのために調整を続けることとなります。

当選 〜 開催当日まで (デッキ選択、調整の記録)

目標と公認大会への参加

当選して、まず決めたのが目標です。
これは優勝以外頭にありませんでした。
実績からいって無謀ではあるのですが、
目標は高ければ高いほど、最後の結果は良いものになると経験しているので、一番高い優勝を目標に掲げました。

目標を決めた後、
1ヶ月でやろうと決めたのは公認大会にひたすら出続けることです。
公認大会には気分が乗った時に出る、というくらいのプレイヤーでしたが、
なるべく公認大会にスケジュールを合わせて、参加するようにしました。
大会慣れする必要があると思いましたし、
自分のデッキの調整結果を試す、という点でも参加を行いました。

おそらくほとんどのNDの大会に出てます。

結果は芳しくないですが、大会による緊張慣れはできたと思います。

使用デッキ選定

使用するデッキについて、火水UKを早い段階から選択していました。
ドギラゴンカップ時点でNDの環境トップと言えば火水UKであり、
環境トップが一つだけの環境であれば、環境トップのデッキを握るべき、
という考えでデッキタイプは決め打ちしていました。
ヘルボロフカップ時点からずっと握っていて、
デッキに対する理解度も(自分視点では)高かったのが理由です。

圧倒的Tier1がいる環境」では、圧倒的Tier1のデッキもしくはTier1以外に勝てるデッキを選択するべし。

【必見】大会で勝つためのデッキ選択方法とは??【㊙︎テク】 より引用

(上記記事はめっちゃ頭に残っていました。)

また、グランプリの環境は、
最大母数がバイクとモルネクになると読んでいました。
グランプリの応募条件からみて、
普段から公認大会に出続けているガチユーザーばかりでないこと、
お祭りだから参加した、というユーザーが多そうであることを考え、
人気デッキが人気になるという読みです。
殴ってくるデッキにめっぽう強い火水UKならば、
デッキのメタ読みとして間違いないだろう、と考え、
これがデッキ選択の追い風となりました。

火水UKを握る上での懸念点は、光単の存在です。
序盤の除去が少なく、カウンターをUKとカツドン破に頼る火水UKでは、
オリオティスを筆頭とした小型を並べてくる光単サザンや、
除去がシールド送り、フリーズの光単天門が、
何も対策しないと不利対面を超えて無理対面になります。

無理対面がある、というのが大会に出る上でとても頭を悩ませた点です。
決勝トーナメントで当たったらそこで終わりになりますし、
予選でも、一つ負け星になります。
(これは後から知りましたが予選の参加者512人、7回戦のスイスドローでは、6勝1敗が決勝進出のギリギリライン、5勝2敗はオポ次第という大会になります。1敗がマジで重いです。)

当選からGPまでは、光単への対策を検討するのが主な調整になりました。
闇を入れてマジック魔でブロッカーすり抜けを検討したり、
光を入れてスパークでの対応を検討したりと、
根本から検討していました。
4月いっぱいは3色でのデッキを検討していたと思います。

ランクマッチでの検討で色を増やしても
それほど有利にならないことに気づき
火水に絞ることを決めたのが5月頭で、
そこからは火のメタカードと、
水のデッキを回すカードのバランス調整に力を尽くしました。

デッキの最終結果とカード採用、不採用理由

結果として出来上がったデッキが以下です。

気合の分だけ!マーク付けてます

自分の中でオリジナルだと考える点のみ、解説します。

  • テスタロッサの採用

手札減るけど、2枚めくれる&墓地落とせる、は強い。

火水UKでは手札が減る、
ということから採用が見送られがちなテスタロッサを3枚採用しています。
これは、5月頭頃から流行り始めた自然単サソリスに対する対策、
というのが主な採用理由です。

自然単サソリスは、『5ターン目に過剰打点で、高飛車姫プリンを立ててカウンターを許さずリーサルする』というデッキタイプです。

これを返すには、
『相手のリーサルターンまでに、墓地にクロック、手札にUKとロビン、シールドにカツドン破』
という状況を作る必要があります。
この状況が作れれば、
プリンを手札に戻しつつクロックでリーサルを止めることができるため、
カウンターで勝負をつけにいくことができます。
ただ、ここで困るのがロビーを出せないため墓地にクロックが落としづらいことです。
テスタロッサを採用していないと、手札から墓地にカードを落とす手段に乏しく、カウンターの準備を整えることができません。
何回か自然単に対面して、このことを強く感じ、
テスタロッサの採用に踏み切りました。
結果として、4枚積みのカードが少なくとも、デッキを回すルーターとして役に立ってくれました。

  • メテオチャージャーの3投

対光単の目玉カード

メテオチャージャーは2枚まで確定で入れていて、3枚目は最後に入れました。
オリオティスを早期で倒すというのが主な役割であり、
チャージャーにより5マナのカツキングにつなげ、相手の盤面を一ターン早くコントロールすることが光単サザンに対して刺さります。
このカードを多投することで、光単サザンは微不利くらいに落ち着き、
副作用で多数存在すると予想した火光バイクに対して、
オリオティスを焼く役割で役に立ちました。

天門に対しても、マナ加速によるXXXの早期着地に役立ちます。
マナ加速がある分多くの対面で無駄になりづらく、
3枚の採用でも無駄なく使用できたと考えます。

  • UKパンクの3投

本当は4投したいけど…

普通、火水UKなら4投すべきカードです。
ただ、UKパンクは、ロビンフッドと異なり、
複数枚手札に抱えた時のメリットが少なく、
エグザイルクリーチャーが十分手札にあるときにはマナに置く場面が多かったです。
ここから、3投でも回るのでは?と検討し、4枚欲しい場面が少なく、
問題ないと判断したため3投とすることに決定しました。
この一枚が、結果として光単、闇単へのメタカードの採用につながったため、良い判断だったと思います。

  • キリモミヤマアラシの不採用

本当は入れたかったけど、、、

キリモミヤマアラシは最後まで採用を検討したカードです。
このカードによる奇襲性や同型に対する後攻の逆転要素は、
確かに強いです。
ただ、このカードの強い場面がUK+ 槍 + キリモミの3枚コンボの場面しかなく、他のカードとの組み合わせ前提のカードであること、
特定対面に刺さるカードでないことから、採用を見送りました。
同型は結局カツドン破踏むかどうかの勝負になりがちなので、
キリモミでの対策があまり意味ないと思ったのも理由です。
全体的に強いんですが、光単対策よりは優先度が低いと感じ、不採用としました。

最後に気をつけたのが火水の枚数バランスです。
どちらも18枚を切らないように、枚数調整を行いました。
結果事故も少ないデッキに仕上がったかと思います。

開催当日の記録

前日~試合開始まで

前日は興奮しすぎてほとんど寝れず、遠足前日の子どものような睡眠時間で早朝会場に向かいました。
8時開場の中、7時45分くらいに着いたのですが、
会場には多くの人が待っていました。

入口近くのパネル。めっちゃでかい。

8時手前くらいに呼び出され会場内に入りました。
受付がQRコード読み取りで一瞬で終わったので、
すごい、テーマパークみたいだな〜と思ったのを覚えています。
(自分の読み取りの際近くにたまたまいた松浦さんも一緒に驚いていたのが印象的でした。)

開会式までは時間が余っていたので、
会場内をグルッと回り、パネル?の写真を撮って過ごしました。

主要キャラクターのカットイン画像が飾られていました。

9時15分から、小笠原さんたちタレントの方々が会場にいらっしゃり、開会式を行いました。
緊張であまり何をおっしゃっていたか覚えていないので、
後でアーカイブを見ようかと思います。

その後、一回戦の組み合わせ、席次が発表され、
試合へと移っていきます。

1回戦 火水UK:先攻

対戦前のルーム番号見せる際に自分のスマホを見せ、デッキバレするというハプニングがありつつ、1回戦目の相手とは「どこから来たんですか〜」とか、なごやかに過ごせました。

ただ開始するとやはり緊張がものすごく、
しばらくみんな無言での試合が続く中、
2つ隣に座っていた某有名プレイヤーの方が「入れるの間違えた〜!」と叫んで、緊張した空気が一転しました。
マジでありがたかったです。

試合は先攻の有利さでミラーマッチを押し切ることができ、
勝利できました。

2回戦 火光バイク:先攻

2回戦は火光バイク。
手札にUKカウンターを揃え、
シールドに埋まっていたカツドン破でカウンターして勝利。
環境読みでバイクが多いと考えてのデッキ選定が刺さったな、と思います。

3回戦 5Cコントロール:後攻

3回戦はあまり見ない形の5Cコントロールでした。
シューゲイザーでカウンターする形のデッキだったかと思います。

相手のリーサルをシールドトリガーで受け止め、
こちらがカウンターして勝利しました。

4回戦 火光バイク:後攻

4回戦も火光バイク。3連勝して、これはイケるのでは?と内心思っていました。
ただ、2回リーサルをかけるも、2回ともマスタースパークを踏み止められ、
カウンターかけられて敗北。

2回スパーク踏んだのは今でも頭によぎるくらい悔しいです。
ここで勝ってれば、、、とやりきれない気持ちですが、
時の運なので、しょうがないですね。

この試合の後、持ってきたおにぎり3つを爆食いして切り替えました。

5回戦 火光バイク:後攻

5回戦も火光バイク。
バイクが多いという環境読みドンピシャでした。

相手のオリオティスをひたすらメテオチャージャー等で除去し、相手の手札が1枚になり、カツドン破で多面展開してリーサルをかけ勝利しました。

最後、お互いにあと少し希望を捨てず頑張りましょう!的な事を声掛けあったのが印象的でした。

6回戦 5CMAS:先攻

公式配信でバケモンと言われているくらいの強豪プレイヤーの方が対戦相手でした。
デッキは5CMAS。
対面経験が少なく、どのように立ち回るべきか正直わからない対面でした。
相手に2枚シールドを仕込まれ、エビデゴラスでアドをひたすら稼がれて、
コントロールされて負けました。
対戦後の感想戦で手札に槍が2枚あったことを伝えると、
エビデゴラスを槍で除去された方がきつかったと聞き、
なるほどなーと勉強になりました。

この対面は本当に練習不足が出ました。
悔しかったです。

7回戦 モルキン : 後攻

お互い4勝2敗で後がない中、対戦相手の方と和やかに話しつつ対戦しました。
デッキはモルキンでした。
こちらの動きは悪くなかったですが、一点刻んだ結果、
シールドトリガーで声援を踏み相手のマナ加速が進んで、
5ターン目に10マナ到達、ドラゴ大王でロックされそのまま負けました。

最後の最後で運に見放されたなーという印象です。
試合後、テスタロッサの選定理由等を話して、
人とデュエプレの話するの楽しいな、と改めて思いました。

結果: 

というわけで、結果は4勝3敗、109位という結果でした。
優勝目指した中この結果は悲しいところですが、
まず、完走できたことが嬉しいです。
スリーブやプレイマットを手に入れられたのも嬉しいし、
何よりデュエプレが好きな人達と同じ空間にいられたことがものすごく嬉しいです。
後悔はたくさんあるものの、
学びも多く、もっと大会に出たいと思うきっかけになりました。

デュエプレグランプリを経て、考えたこと

最後に、今後のデュエプレとの向かい合い方を考えました。

一番大きいのは、知り合い、友人が欲しい。ということ。
今までデュエプレのガチな話をする相手は周りにおらず、
今回のデッキ選定も自分自身との自問自答、
対戦の経験もランクマッチ、または公認大会という状況で、
対面練習も十分にできませんでした。
(5CMASに対する対面練習はまさに練習不足がでたな、と思っています。)
このようなことから、一緒に切磋琢磨し合う友達、デッキや環境の検討の仲間が欲しい、と思いました。

(環境読みもなんとなくの感じじゃなく、きちんと環境デッキ同士の相性表を作ってデッキ選定する、とかしたいです。)

あと、デュエプレGP後に各チームが打ち上げしているのが楽しそうで羨ましくて仕方なかったです。
自分も共通の趣味で友人がほしいと強く思ったきっかけでした。

ただ、実績も何もなく、
トラブルを起こしがちな自分が、
仲間が欲しいと言っても誰も取り合ってくれないのは目に見えています。

まずは大会やランクマッチでの結果を残したり、
XやYouTubeで有益な情報を残したりして、
周囲に認められる人間になることが重要かな、と思いました。

最後に

今後デュエプレ選手権やバトルアリーナが開催されます。

23日には新弾が発売され、環境の変化も訪れることでしょう。

これらの大会で良い成績を残し、
周囲に人が集まるような人間になるため、
全力で頑張ろうと思っています。

もし、こいつ面白そうだな、とか思ったら以下のXアカウントのフォローやDM等をお願いします。

https://twitter.com/MAXGameAndMusic

最後になりましたが、デュエプレ運営の皆様、グランプリの運営の皆様、本当に楽しいイベントの開催ありがとうございました。

今後も楽しんで応援していきますので、何卒よろしくお願いします。

以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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