実体験で語ることを大事にしていきたい
たくさんのセミナーやイベントが立ち並ぶ中で、多くのことが気軽に知れたり学べるようになっている。それは、機会が多くの人に届くからいいことだし、そこでの出会いから次の学びへの問いが生まれることだってある
人が経験したことを教えてもらえるなんてことができたら、人生を何倍も楽しむことができるし、もしかしたら効率的に的確にうまく素早く行動し幸せになれるかも知れない。そんな嬉しいことはない
一方で
全てがそれになってしまうことは、自身が行なっていることは誰かの後追いでありコピーでしかなくなってしまうこともある。「自分がやってうまくいくことは、誰かがやってうまくいったこと」なんて思ってしまわなければいいが、あれ、ちょっと待て。って思うときが来る気がする
いいナレッジの共有は大事だけれど、そんなに何でもかんでもうまくいかなくていい。むしろ、失敗したこともまたいいナレッジだし語りになる。なにより「自分の実体験」で語ることには、どこかで仕入れた情報だけでは生まれない何かがあるように思う
「そんなときは、こんなツールがあるらしいよ」
「これを使ったら、こんなことできそうだよね」
「あれは、うまくいかないそうだからやめておこう」
こんな言葉を聞くことが多くなったなーと思うからこそ、僕は僕で実体験したくなる。本当にそうなの?と。人生の時間は、たくさんある。だからちょっとやそっと、寄り道をしたり道を間違えてもいいんじゃないか。攻略本を持って早く解決するよりも、自分で選択して失敗したら元の道に戻って再出発する。そんな時間の使い方を、これからもできたら幸せだろうな
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そんなことを思わせてもらった1週間のできごと。ひょんなことで出会った美容師さんとの、適当な会話から15年ぶりに髪の色を変えた。正直なところは「髪色変えても大丈夫かな?」とドキドキしていたけれど、考えてみればダメなら黒く染めればいいし、気に入ったのなら仕事を諦めればいいかとたどり着いた。ちなみに、仕事はいま、そんなにないので最もチャンスな時期だったんだなと思っていて。いいご縁と機会に感謝しつつ、この髪色をいまはめいいっぱい楽しもうと思う
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