ミナミの帝王が、まちづくりには必要

新・ミナミの帝王にはまっている。プライムビデオで見れるんだけれど、千原ジュニアが演じる萬田銀次郎が、にくいほどに男前でかっこよくって、こんな人がいるなら一度会いにいってみたいと思ってしまうほどだ

そんな中で、1つのセリフが頭に残っている。「ミナミから人がいなくなると、自分の商売が成り立たなくなる」ということ。確かに、金を借りる人がいなくなってしまえば商売はあがったりだ。でも、これは金貸しに限らず多くの商売がそういえることだ。住んでいる町から多くの人たちが出ていってしまう、また愛着を持たずに奪い合いを行ってしまったり、他エリアから来た人たちに荒らされていくことで、悪い循環が起こっていってしまう

最初は、いつも「良々」と外から来た人たちに騙されていっている。でも、ある程度経ったとき、抜け出せなくなったときには手遅れで、そこから色んなものがひっくり返されていくことになる。そんな、まさに地域で起こっていることがここには描かれていると感じた。骨抜きにされた後、うまい蜜を吸い終わった奴らは、そこからいなくなる。その後に残されたものはと。そう考えれば、このミナミの帝王は地域にとって掛け替えのない存在であり、困った人に手を差し伸べる稀有な存在なのだと思う

いつもの調子で、このドラマばかり見ている罪悪感を、どこかで学びに活かしていきたいという思いが働いて、今回も正当化したのだった

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