バードメン 再訪

最近ジムに通い始め、今まで遠慮なく食べてきたものを少し遠慮するようになった。
体にも気をつかわないといけない年ごろである。
しかしなんのために日々頑張っているのか。
そう、ラーメンを食べるためである。
この日は地元にある二郎系ラーメンバードメンへ訪問。俺はこの店で育ったと言っても過言ではない。
ドアをあけるともはや懐かしいラーメンの香りが充満している。おかえりと言ってくれているようだ。

さて今日のチョイスの前に地元ということもあるのでバードメンについて紹介させていただく。
ラーメンの種類が二郎系には珍しく、しょうゆ、みそ、塩、煮干し等々さまざま。
それぞれ1型2型と種類があり、1型はスープへのアブラが多め、2型は少な目。
サイズはSサイズ(女性向け)並、大の3種類。各種マシまでサービスとなっている。
大でも東京の二郎と比べるとかなり控えめな量。控えめといってもものさしが二郎なので初訪問の方は並のチョイスをお勧めする。
トッピングも豊富であり、マヨネーズ、しょうが、スライスチーズ、揚げネギ等オリジナリティあふれるラーメンを自分でカスタマイズできる。

この日は久しぶりの訪問ということもありオーソドックスなしょうゆをチョイス。
トッピングは生卵、コールは野菜アブラ。

着丼。卓上のからみをかけ野菜を一口。うんまい。野菜自体はちょいしゃきめ。キャベツの量も普通くらいなのだがここの野菜が至高すぎる。
外れたことがない。麺ファーストの人にもぜひここに立ち寄った際はまず野菜を口にしてほしい。
どれだけ二郎を食べた人でもそのレベルの高さを感じてもらえると自負している。それほどここの野菜はうまい。
待ちに待った麺。立ち込めるオーションの香りがたまらない。
二郎系の中では割と固め、ゴワワシ麺の部類に入るだろうか。しかし完全に俺の好みとマッチングしている。ど真ん中火の玉ストレート。二郎界の藤川球児。
麺を卵にくぐらせる。ワシワシとした麺だからなのか、ほかの店舗よりも卵がより麺に絡みついてくる。
アブラ多めのスープと卵の相性はなぜこんなにも素晴らしいのか。なぜなのか。なにか論文が出ていてもなんら不思議ではない。
地元びいきもあるだろうが、東京の店舗と比べても遜色ないどころか上位に君臨する一杯。
異動の内示も近づき、この麺をすすれるのも残りわずかだが、1杯1杯大切に啜りたい。
ごっそれい!!!!!!