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【感想文】身の丈にカイオーガ


・はじめに

ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。以前に続いてPTCGLのランクマッチでアルセウスリーグに到達できました。

以前使用していたのは「アルセウスVstar」や「ルギアVstar」など、やることの簡単さと強さが魅力のデッキで、「プレイに自信のない自分でもアルセウスリーグに到達すること」に重点を置いていました。要するに勝率は△であるが、同時間内の試行回数が◎であるデッキ選択です。「単にアルセウスリーグを目指す」という観点では同様のデッキ選択が効率良いです。

ただ、今回使用したカイオーガは勝率○、試行回数△のデッキになりますので、以前のデッキ選択方針との乖離があることをあらかじめご了承ください。

また、今回も網羅的な解説記事ではなく、感想文をつらつら並べていくことになります。そして、登場してからだいぶ経っており、既存の情報を隅々まで見れば事足りていることや、ジラーチの登場によりロストカイオーガ自体の情報バリューが下がっていることを踏まえて一般化しやすいトピックを選びました。専門性は低いですし、至極当然なことが連なります。

・リスト

エネは水5超3雷3
200くらいはこれで盛ったミュウVmax
リザードン台頭が向かい風になり解散

・テーマ1:「森の封印石」

各種わざマシンの登場に伴い、「タウンデパート」と共に採用が増えそう(ex:リザードンとか)な「森の封印石」ですが、今回は採用を1枚に絞っています。複数枚採用していた枠を回した先は「ビーチコート」でした。

「ピジョットv」に対して、序盤から「森の封印石」を貼って構えておくプレイングが主に手札干渉の多いデッキに対して取られることもありますが、「ピジョットv」に枠を割いていないのでそういった序盤の安定感を高めるための採用ではなく、中盤終盤で使うか使わないかくらいの採用なので、終盤の詰めに「サーナイトex」の「ザシアンv」+「森の封印石」感覚でプレイすることが多いです。よってピンザシでも許してあげています。

それで本題なのですが、多投することで序盤・中盤・終盤で効果的な働きをしてくれる「森の封印石」について当然ながら重要な要素があります。

それは「サイド2枚分になるVがいないとただの紙切れである」ということです。手札が弱い序盤に「カイリューv」や「ライコウv」を置けて「森の封印石」を使い、「バトルVIPパス」や「アクロマの実験」をプレイする機会「助かった〜」となり記憶に残ります。消えることはできますが、「ピジョットv」でもプレイしないと効果は使えません。

そして当然Vstarパワーは1回しか使えません。3枚採用したとして、残り2枚は紙切れになることが確定します。厳密にはロストの肥やしにはなりますが。

序盤にポケモンを並べるという観点では「ネストボール」と「バトルVIPパス」、「ボウルタウン」が採用されており、「置けない」という結果が「森の封印石」を絞ったという原因から直接的に生じるとは考えづらいです。

今回は「カイオーガ」を採用する観点から、エネルギー等により自由枠がかなり少なくなることや、多少の遅れを巻き返す圧倒的なアクアストームプランの存在を考慮して、別のカードの優先順位を高めました。次に環境の変化から価値の上がった別のカードについて紹介します。

・テーマ2:「スタジアムが欲しい」

先述の通り、「カイオーガ」要素をデッキに組み込む場合、枠の都合でスタジアムは2枚に絞られることが多いと思います。ただし、現環境においては「頂への雪道」+手札干渉が一定数存在したり、「サーナイトex」デッキの「月明かりの丘」が強力だったり、「ミライドンex」+「おおきなおまもり」というような、雪道手札干渉されながらも「ロストスイーパー」を大事にする試合があったりと、スタジアムないし「ロストスイーパー」のバリューが高い試合が多いです。

ptcglのランクマッチに限定すれば比較的「ミライドンex」とのマッチは多めなので考慮して損は無いのと、流行りの「ロストシティ」採用「リザードンex」などにも対応できました。

ロストカイオーガと呼ばれるデッキをレイジングサーフ以降の環境で使用するかどうかはかなり怪しいのですが、「ジラーチ」の採用が実はあまりなかったり、依然「ミュウVmax」が活躍していたり。チャンスが巡ってくる時があるかもしれません。ただ、今回の論点としては、「ロストカイオーガが強い話」ではなく、「スタジアムの価値が高い」ということであると改めて強調しておきます。昨今の新しい道具の登場も踏まえると尚更になってくるのかもしれません。

「ビーチコート」にしたのは、結論を言えば「身の丈に合っているから」です。

ラストのアクアストームプランまで考えると、入れ替え札やエネルギーの管理、はなえらびの回数がとても難しいデッキになります。

一枚だけなのですが、「ビーチコート」を採用してから考えやすくなった印象がありました。

上級者であれば「ポケストップ」やそもそも「ロストスイーパー」を増やすみたいな考えにもなるのかなとも思いました。スイーパー増やすのも検討しましたが、それなら封印石の枠は削れないなとなり、このような形になりました。

・おまけ:「今のシーズンの所感」

私は毎シーズン普段使っていないデッキの中から「今回の相棒はこのデッキだ!」と最終的に定めることを目標にして、視野を広めようとしています。

今回は打って変わって「パオジアンex」のデッキと「カビゴン」のコントロールデッキを練習していたのですが、どちらもランクマッチに多く存在していて、特に「パオジアンex」の方が相手が「マナフィ」を2枚採用していることが多くなり(だから縛れると思ってコントロール練習を始めたのですが)、キツくなってきた印象です。

また、「サーナイトex」側が2枚以上「崩れたスタジアム」を採用し、こちらのベンチを圧迫しながら序盤にムーンライトリバースをプレイしてくるため、要求がかなり上がった印象です。

これらを踏まえるとジェットエネルギー等入れ替え札が多めの「リザードンex」あたりを「パオジアンex」にも勝てるようにしっかり立ち回れれば、ポイント稼げそうだなというところと、相変わらず「ギラティナVstar」は強そうだなという印象になりました。

それでは、巨石丁〜🎵

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