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【アーマーガア】アーマーガァって書いちゃうよね、の話。

はじめに

 ごきげんよう。もっさ(@Mawssa2000)です。今回の記事は題の通り、アーマーガアVmaxくんのことに関するものです。アーマーガァって書きたくなりますよね。今回は「シティリーグアディショナルくらいの環境下でアーマーガアくんが天下を取れるのではないか」ということについて考えていこうと思います。(一応4月の終わりからレシピ自体は変わっていないので、ブラッキーなどに強そうみたいなのは完全に後出しです笑)

環境考察(アバウト)と相性

tier1 れんげきウーラオス(5分) こくば・超パ系(5.5割) ダイナ(5分)

tier2 三神ザシアン(5.5割) はくば(6.5割) 緑パーフェクション(5.5割)

tier3 ビクティニ(4割) マルヤクデ(4割) ジュナイパー(4割) いちげきウーラオス(5.5割) カラマネロ(5割はなさそう)

なぜ、アーマーガアか

 ①炎デッキの減少
  火打石やジラーチ(ねがいぼし)のレギュ落ちから圧倒的環境トップのズガドーン(火の玉サーカス)デッキが激減、悪パーフェクションの台頭もあってビクティニVmaxも減少、不利な溶接工デッキは減りました。(マッチしてもコーティング鋼エネルギーがあります。)
 ②タッグチームがまだまだ強い
   最近最も多く見かけるタッグチームだと、ミュウツー&ミュウgxでしょう。アーマーガアVmaxはタッグチームに対しそこそこ強いと言えるので十分戦えると思います。
  ③三神ザシアンの減少
   圧倒的tier1とされていた三神ザシアンが減少しており、システムポケモンを場に出しやすいマッチが増えました。マッチしたとしても、サブアタッカー多数採用デッキが多い故、相対的にザシアンVの枚数が減少していることも追い風かもしれません。また、大きなお守りの採用枚数も減っているので追い風と言えます。ザシアンvsアーマーガアでVmaxの力を見せつけれます。
  ④最強の刺客、れんげきウーラオスVmax
    このデッキが強すぎるあまり、こくばバドレックスデッキが増加していますが、練度の高いれんげきウーラオスは時に相性差をひっくり返します。この圧倒的tier1に対抗する一つの鍵が「回復」になります。「モミ」を使った回復を狙えるアーマーガアVmaxデッキは一つの対抗手段となりえるでしょう。
   ⑤常に隠密フード
     アーマーガアVmaxの特性は現環境においてとても有用です。④と関連しますが、アーマーガアVmaxをれんげきウーラオスは疾風付き2発プラスクイックシューターで倒すことができません。クイックシューターが特性によってアーマーガアVmaxには通らないからです。海外のレンゲキウーラオスのようにねがいぼしからモミを繰り出すようなことはなかなか現状日本ではないでしょう。回復ジャマーのミミッキュを積むスペースもなかなか捻出できません。最近発表されたブラッキーVmaxについても特性の効果を受けませんね。癇癪ヘッドも通りませんし、なかなかいちげきで落とされることはないでしょう。
   ⑥白馬バドレックスつおい
     白馬バドレックスは鋼弱点ですが、三神ザシアンの減少を読んで使用者がどんどん増えており、強さも申し分ないです。アーマーガアはタッグチームではないので、白馬にワンパンされることもなく、(クイックシューターも受けず)終始殴り合えるでしょう。

サンプルデッキ

画像1

(汚くてすみません)

・ポケモン 17

 ・アーマーガアライン 3-3
  →当然下が四枚あるに越したことはないで すが、枠の都合で三枚に。

画像2

 画像のように、できればアーマーガアは2面で立てたいので、四枚が好ましい。

 ・ドータクンライン 3-2
         →2-2ラインだとやはり不安定。ドーミラーはすぐに狩られる対象になりがちなので、最初に二枚ベンチに出せるとより良いことから三枚以上採用したい。

 ・ザシアンv
       
→先行ならばキャプチャで呼んで、ふとうのつるぎまでいけるとだいぶ後々楽。ただし、後手になった場合ふとうでは遅れをとることも多いため、ザシアンVの採用は諸説あるように思える。評価点としては、サイド二枚分のアタッカーであるということ、そしてふとうのつるぎでエネルギーがつくことに大変価値があることが挙げられる。このデッキは溶接工デッキのヒードランgxのようなイメージで、クロバットなどに鋼エネルギーがついていたとしてもドータクンのおかげでエネルギーを動かすことができる。つまり、盤面上に少なくとも三枚のエネルギーがあることが好ましい。しかしながらメタルソーサーないし、ふとうのつるぎでエネルギーがつかないと、2ターン目にアーマーガアVmaxが殴り始めることができないのである。よってザシアンVは重要と考えた。

 ・ルカリオ&メルメタルgx 1枚
   →今の話に関連して、エネルギーが二枚しか盤面になかった時の有効な札がルカリオ&メルメタルgx(以下ルカメタ)である。2エネで50ダメージ当てられるだけでなく、盤面にエネルギーを増やすこともできる。三神ザシアンに対してはオルタージェネシスの返しにGX権を切りたい。エネルギーを毎回手張りするデッキや特殊エネルギーに依存したデッキが多いので、フルメタルウォールの通りが良く、-30によって一撃などでVmaxが気絶することがなくなり、モミが効果的に打てる。またタッグチームに対して、スチールフィストからアーマーガアVmaxで50+240と綺麗に倒せる上、盤面に普通にエネルギーが溜まっていれば最初から下技150を叩き込めることもあるので、Vmaxに対しても有用なケースが多い。

 ・ミュウ 1
  →レンゲキは強いので必須。出すタイミング大事。

 ・クロバットV コロトックV
  
→デデンネgxもありだが、進化デッキなので手札を切らないクロバットVを使っているものの、デデンネもアリ。コロトックVはタッグサポートとの相性やスタンプ耐性を考えての採用。

 ・ムーランドV
       
→タッグチームをアーマーガアVmaxの240の後にムーランドVで倒す。実質オルタージェネシスであり、タッグチームを使うデッキの多くがデデンネgxやクロバットVを採用しているので試合はグッと楽になるであろう。ホルビーにも有効。


・グッズ 17
  

  ・クイックボール 4
           →最初にドーミラーとアーマーガアを最低限並べたいので限界4

  ・ポケモン通信 3
               →本当は4欲しいが、嵩張ることも多いので3以上あれば十分かと。Vmaxを博士で切らないようにできる良いカード。

  ・メタルソーサー3
           
→盤面に鋼エネルギーが三枚残っていれば良いので必要度が実は低い。むしろ最大枚数あると嵩張ってしまうことが多い印象があった。ルカメタザシアンのデッキで三枚採用していたところをヒントにした。

  ・ふうせん 1 ツールジャマー 1
   →どちらもグズマ&ハラとの相性が良いが、ふうせんをストレス無く使えるカードが実は少ない。コロトックに貼るのが理想。ジャマーはツールスクラッパーとの選択だが、三神ザシアンに対する勝率が良くなった。

  ・リセットスタンプ 1
           →最低枚数。本当は2か3欲しい。

  ・ともだち手帳 1
           →こだわりポイント。モミがちゃんと言えるのか?というのが一番の疑いポイントであった。ポケギアを試したが、ともだち手帳の方がボスの指令、モミ、ドローサポート、タッグサポートなど「その時欲しいサポート」を山に戻すことができる。モミは特に、使わない試合は全く使わないのでボスの指令を優先して戻すこともでき、選択肢を広げる手段となっている。

  ・タッグコール 1
   →さまざまなカードに化けるカード。強い。この辺とシロカトを博士などの現物サポートに変えた方が好きな人も多いのでは。

  ・ポケモンいれかえ 2
           →アーマーガアは逃げ0なのであまりいらないかなと。ただ、あなぬけのひもは要検討である。


・サポート 13

 ・モミ 2
       →三枚採用すると事故ることが多かったので、ドローサポートにもなるシロナカトレアや博士で切られても後々山に戻せるともだち手帳を優先した。

 ・博士の研究 3
       →四枚目が欲しい人はシロナカトレアと相談。

 ・マリィ 3
      →四枚目が欲しい人はシロカトと相談。ただ安心して打てるようになるのは中盤以降かなという印象。

 ・ボスの指令 2
        →あまり打たない&回収札があることから2。

 ・グズマハラ シロナカトレア マオスイ1ずつ
  →タッグコールによって全て実質二枚ずつあると考えると強い。初手で並べなければいけないのでキャプチャエネルギーとの兼ね合いもよい。


・スタジアム 1

   ・混沌のうねり 1
  →効果的には無人を使いたいが、雪道の存在によりスタジアム対策は各デッキ万全である。よって一枚しかスペースを割けなかった以上はうねりが現実的だと考えた。

・エネルギー 12

 ・基本9 コーティング1 キャプチャ2
     
→基本鋼エネルギーは最低九枚は欲しいかなという印象。トラッシュに送る観点とふとうでつくかという観点で。炎は少なそうなのと、ハンマーがない限り、盤面からコーティングが消えないので一枚採用。技はザシアン以外キャプチャ対応だが、ドータクンで動かせないので注意。

・検討枠

 ・ザマゼンタV
       →最初はここから始まったのだが、実際問題裏にシステムポケモンが並んでしまうのと、オルターハチマキでもない限りVmaxを3パンする形になるので非現実的に思えた。裏を狩ればよいので。ただし欲しい。

 ・おおきなおまもり
  →耐久は大事である。一例を挙げるとお守りgx下ドータクンは巨大連撃、疾風付き共に耐えれる。

 ・ジュラルドンやクチートgxなどの省エネアタッカー
  →上記の通り2ターン目に3エネ貯めるハードルを考えると2エネ以下のアタッカーは有用だろう。

 ・デデンネgx
       →上記の通りザシアンVだけだと初動に不安があるので、なんなら二枚以上採用してデデンネでぶん回す形でも良いかもしれない。しかしその場合ドータクンやモミ、ボスなどを切りやすくなってしまい中盤終盤以降が弱めになる。

おわりに

 いかがでしたか?あまり注目されていないカードですが、アーマーガアVmaxには可能性があると考えています。ぜひお試しください!最後にジムバトルの結果を。

画像3

(三戦固定)

1. 三神ザシアン先 6-3
 フルメタルからテンポとって勝ち。

2. 悪パーフェクション 6-5
 2-4でとって勝ち。

3. レンゲキウーラオス 6-2
モミとマオスイをしっかり言えて勝ち。

でした!

(追記:ジムバトル参加記録)

画像4

1. vs一撃ウーラオス 6-5
2. vs白馬バドレックス 6-2
3. vs マスタードメタグロスザシアン 6-4
優勝でした!環境ぶっ刺さりでした。

まだまだ改善の余地があると思うので良いデッキがありましたら、ぜひぜひ教えてください!

それでは!

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