基本的なスキル・リテラシー

リテラシーとは、広辞苑によると「読み書きの能力。識字。転じて、ある分野に関する知識・能力。」とのこと。

仕事、生活、趣味、など自分が関係するものについては、リテラシーは高まっていくのだろう。ではそうでない分野については・・・
良質な情報をコンパクトに得られることを誰でも望むだろう。もっとも全ての分野においてそうだろうと思うが。

リテラシーがある、ない、と言うと有能な人、無能な人という印象を持ちがちだが、では果たして何かにおいて成功しようと思う時、リテラシーはどの程度必要になるのだろうか?

例えば社会全体が成長期にあるとき、例えばどのような業態であれ年々客足の増加に後押しされる時代での経営や収益。経済成長期における株価上昇やその含み益。半ば半自動的に利益を得られる状況でリテラシーの有無は成功にどれほど関連するのだろうか?特段に考えずに行動したとしても利益を得ることは可能なのだろうか?

逆に社会全体が停滞している状況下での成功に関連するリテラシーは何なのか?

どのような状況でも通用する共通する、魔法のリテラシーは存在しない。
停滞期に成長を呼び込める優れた力を自負していなければ、停滞期における成長は高すぎる目標になる。そこには足を踏み入れない、そこで勝負することを選ばない目利きや冷静な判断こそが、知識や経験(リテラシー)なのだろう。

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