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中世の世界♥フランスの旧市街に住むということ

Bonjour!

昨日は「お庭祭」なるものに行き、地中海の可愛く個性的な植物たちに癒されてきました♥

フランスは農業国だけあって、植物や動物、ローカルフードに関するイベントが年間を通して頻繁に開催されています。

ちょっぴりリュクスな「サロン・ド・〇〇」とかも素敵なのですが、地元の人との暖かい触れ合いや、ローカル商品などに巡り合える(大抵手作りで生産者さんが直接売られることも多い)地方のイベントがかなりかなり魅力的なので、フランスに旅行に来られる際には、こういうところもチェックされると新しいフランスに出会えるのではないかと思います (。 >艸<)フフフ

情報はフランス語で探すのが大変な場合は、英語でも出て来る場合もあるし(移民が多いので)、中にはフランス在住日本人が情報発信されている場合もあります。


さて、今日は『フランスの旧市街の暮らし』についてシェアしたいと思います。

私は南フランスの旧市街と呼ばれるところに住んでいます。
築200年とかいう建物がそこかしこにあり、旅行者にとっては「中世に戻った気分」を味わえる・・・そんなところだと思います。

車がないと不便なところなので、日本人観光客に出会うことはほぼないのですが、バカンスの長い北部ヨーロッパの方が別荘を持ち、長期滞在される、そんなような村です。

家の目の前には大きな教会があり、朝は教会の鐘の音で目が覚めます。
結婚式や洗礼式、季節のイベントも開催され、観光客にとっては本当に素晴らしい場所だと思います。

で・も・ね・・・

旧市街に住むって、想像を絶する大変さがあるのです ((((;;OдO;lll))))ガタガタ

北部の方はちょっと分からないのですが、フランス南東部は大抵こんな感じで↓、小高いところに旧市街があり(協会や、城跡なんかもあり、お城は普通にアパートになってるところもある)、平地に便利な公共サービスが集まります。
(村に住むフランス人、平たい場所に行く時、本当に「ちょっと平野に行ってくる~」って言います(笑))

旧市街によっては、大学のキャンバスのように最低限のサービスが揃っているところもあるのですが、本当に何もないところもあります。
(ちなみに私が住む村は、クリニック、スーパー、郵便局、薬局、レストラン、映画館、幼稚園など、他と比べると割と色々あるところだと思います)

こういう所に住むと何が大変かって、とにかく一歩外に出たらあちらこちら坂道。しかも、なかなかの急斜面で、平地で沢山買い物をしたら、駐車場から家までの坂道で疲労困憊になります。
すべては「原型に近い形で残そう」という考えのもと、内装は変えられても、骨組みや外装は市役所の許可がなければ壁の色を塗り替えることすらできません。なので、アパートなんかにもエレベーターを(構造上)設置できないことも多く(ほら・・・螺旋階段だから・・・(;´∀`))、駐車場から家まで大荷物を運び、その後更に階段を上るはめになるのです。

私が住む家も相当古く、入居時に大幅改装したのですが・・・・床の一部がね・・・斜め。
斜めを埋めてもらっても・・・やっぱり若干斜め。

なので、ボールを床に置くと、勝手にコロコロ転がって行く部分があります。(これ、日本でいうと欠陥住宅やん!)

そして、家の窓から見ると、ご近所さんの外壁も斜め(;´∀`)
きっと中も斜めだと思います・・・。

更に、家の中にいくつかある扉・・・季節によって閉まる場所、閉まらない場所が変わります(;´∀`)

あ、ここ閉まらなくなって来た・・・・春だね~みたいな・・・(;´∀`)

移住直前は東京に住んでいた私。

移住当初は発狂しそうになったけれど、フランスの都市部の治安をみていると、つくづく田舎で良かった、と思う日々なのです。

でも・・・
今は夫の仕事の関係上動けないけれど・・・
正直言うと、老後はもう少し便利なところに住みたい  |д ̄) チラッ

なんなら家族で日本に移住したい(温泉入りたい!)  |д ̄) チラッ

ではでは、ステキな日曜日をお過ごしください!

Bonne journée (*≧∀≦)ノ マタネー


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