高いところから、俯瞰して数字を見てみる
最近、決算書を見るのが
楽しくなってきて
数字から想像を膨らませている
ミスタMです。
今日は、例えば1億円というお金が
それぞれの銀行によって、
どういう意味を持つのか?
考えてみたいと思います。
同じ1億円でも、
都市銀行、地方銀行、信用金庫といった
金融機関の規模が違えば
相対的に、1億円の価値も違ってきますよね。
では、2019年3月末決算時の数字をもとに
具体的に数字で考えてみます。
*たまたま頭に浮かんだ岡山の銀行を例に。
● みずほ銀行(都市銀行)
純資産額:8兆80億7,300万円
経常利益: 4,267億2,600万円
● 中国銀行(岡山県の第一地銀)
純資産額:5,235億5,100万円
経常利益: 219億1,900万円
● トマト銀行(岡山県の第二地銀)
純資産額:504億1,300万円
経常利益: 19億万円
● おかやま信用金庫(岡山県の信用金庫で店舗数トップ)
純資産額:???円(情報が出てこず)
経常利益: 11億3,900万円
返済の必要がない自己資本額。
会社の体力の根幹の部分である
「純資産額」と
税金を払う前の利益である
「経常利益」を
それぞれ列記してみました。
例で上げた、1億円。
みずほ銀行の経常利益に対してだと
たった0.02%にしかなりましせんが、
おかやま信用金庫の場合、
8.7%にも当たります。
つまり、もし1億円の融資を実行して、
貸出先の会社が倒産してしまったら・・・
おかやま信用金庫の場合、
一年間の経常利益の
8.7%もの金額が、ぶっ飛びます
みずほ銀行の場合は、
1億円飛ばしても、たったの0.02%の損失
ってことになりますね
自分が希望している融資金額が、
その銀行にとって
さらにその支店・支店長・担当者にとって
どれくらいのインパクトがあるのか?
捉える手がかりになります。
現在は、超低金利なので、
どの銀行も利益が薄い時期。
簡単な数字を比較するだけでも、
各銀行の輪郭が見えてきますよね。
(写真コラム)
グランドが使えず、
久しぶりにソフトボールをやってない
日曜日・・・
ゆっくりはせずに
すかさず、アート系のワークショップに参加。
うまく描かせるよりも
なにかを創造させるワークショップに
してほしかったなぁ。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?