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勝ち取ったミラノ留学の裏話(前編)

R:Ciao Mr.M. Come stai? Dove andiamo stasera?
(チャオ!ミスタM。今夜はどこにいく??)
 
 
某旧帝国大学のひとつで、
デザインを学んでいた大学生時代。
 
 
結構な確率で、
一度は思ったがあるであろう
「留学したいな」という願望を、
ぼくも持っていました。
 
 
当時のぼくは、
デザインのことしか考えてなかったので、
もちろんデザイン留学を希望。
 
 
大学3年生になったある日、突然、通っていた大学が、
イタリア・ミラノの某デザイン大学と
交換留学制度を締結!
若干2名ほど募集が出たんです。
 
 
これだーー!!!と思ったぼくは、
早速、本屋に繰り出しイタリア語の参考書を購入。
試験勉強を始めました。
 
 
Ciao ! Mi chiamo Mr.M
こんにちは。私はミスタMです。
 
 
(ふむふむ・・・。
 いや、普通に分からんし。
 動詞がいちいち人称によって変化するとか
 わけわからんし!みんな頭いいからなー。
 普通にやってたら勝てないなきっと。。。)
 
 
そう思ったぼくは作戦を変更して、
「イタリア人と友達になって教えてもらおう大作戦」を決行。
 
 
イタリアから留学に来ていた
イタリア人を捕まえるため、
声をかけに行きました。
 
 
声をかけたのは、
「史上最強のライダー」との呼び声も高い
ロードバイクレース界の至宝
ヴァレンティーノロッシ(イタリア人)似の
ガチイケメンイタリア人「R」。
 
 
話しかけただけで、
人間は平等じゃないことを
教えられる感じです。。。
 
 
なぜ「R」に声をかけたのかといえば、
まだ日本に来て日が浅いのを知っていたから。
ぼくは、積極的に世話焼き日本人を買って出たのでした。
 
 
最初に(いや、実際は最初から最後まで)
やったことは、クラブ巡り。
 
 
当時、ダンサーとして
クラブでダンスイベントとかに出ていたぼくは、
それなりにクラブに詳しかったんです。
 
 
あとは簡単でしたw。
 
 
そもそも「R」の見た目スペックが高すぎて、
連れていくだけでもうぼくのお仕事は完了。
勝手にモテてます。
 
 
噂を聞きつけた他のイタリア人も引き連れ、
一時期「ミスタMのクラブガイド」が
開催されていました。
 
 
(本当は、ぼくのガイドがいいのではなく、
 「R」を始めイタリア人ブランドが、
 日本で効果を発揮しているだけなのですが・・・)
 
 
そんな感じで
イタリア人の人脈を広げたぼくは、
その中の1人、多言語を操る秀才「M」から
イタリア語と日本語の教えあいをするようになりました。
 
 
イタリア人の人脈作って、
ガチで教えてもらう!
しかもお金ないから別の対価で!
これは狙い通りうまく行きました!
 
 
さらに、クラブで
イケメン&美人なイタリア人集団。
 
 
プラス副産物的に広がった外国人集団に
「ヘイ!ミスタM」と声をかけられるようになり、
他の日本人から羨望の眼差しを
受けるようになったのでした
(完全に棚ぼたw)
 
 
(つづく)


(写真)マレーシアでも流行っているタピオカ!中途販売に日本語にしようとするから、そんなことになるやん・・・

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