「北のセオリー」の根本 〜人生とは?〜
ファーザーがぼくたちに訓えてくださった、生き残り続けるための戦略術。軍師・孔明さんが解読して、今なお深さを探求しアップグレードし続ける戦略術『北のセオリー』。その根幹にあたる ーー人生とは?ーー という問いについて、改めて考えてみたいと思います。
軍師・孔明:
「北のセオリー」を考えるときには、お金を稼ぐだけではなくライフスタイル、人生とは?という部分から考えていく必要があります。そうでなければ、何のためにお金を稼いでいるのかが分からなくなっていき、目的と手段が入れ替わっていきます。
僕たちが生きていく中で、何をするにしても必要になってくるお金。お金を稼ぎたい。そう問えば思うほど、お金に囚われてしまい、本来の目的を忘れてしまう危険性があります。危険性がありますというか、普通はほぼ目的を忘れてしまいます。
お金と言うのはそもそも、価値のあるものを別の価値のあるものに交換するための便利な道具に過ぎず、お金そのものに価値があるわけではありません。お金そのものの価値は、ただの紙に印刷代がかかっている程度です。
手に入れたいものを購入することだったり、手に入れたいライフスタイルを実現することが、本来の目的であり、お金を手に入れること自体は手段のひとつにすぎないはずなんですよね。
軍師・孔明さんのおっしゃるように、ーー人生とは?ーー という問いに対して、真剣に考えることは超重要。なぜなら、目の前の判断を頼りに生きていくだけで、目指すライフスタイルにたどり着く確率はとても低いのだから。
45年間の経営活動において、ただの一度も飛ばしたことのない稀にみる経営者であるファーザーの場合、「時間と場所の自由」を確保することを何よりも重視されているとのこと。
実際、実業界でファーザーより稼いでいる人は、たくさんいます。でも、ファーザーのように「時間と場所の自由」がある人といえばどうなのか?
例えば、上場企業の経営者。収入は多かったとしても、ファーザーのように3ヶ月も海外でブラブラしていて、何も言われない経営者は、ほぼいません。
稼ぐという手段がいつの間にか目的にすり替わってしまい、本来の目的を見失ってしまったら、元も子もありませんからね。。。
ファーザーは、はっきりとおっしゃいます。「もともと自分が事業を始めたとき、全財産が10万円だけ。そこから始まっていて、全部借金だから。でも借金でも持っていれば金持ちなんだよ。」
改めて、この言葉の意味を考え直すべきかなぁと思う今日このごろ。「北のセオリー」を実行しはじめて早5年目。年々、ちょっと分かってきたなと思うことも増えて来たと同時に、逆にぜんぜん分かってないな・・・研究が足りてないなと思うことがどんどんと・・・。
だけど、0→1ではなく、融資やビジネスや投資。それを包括するライフスタイル。人生。「北のセオリー」を研究し、実行していく過程そのものが、すごく楽しいですね♪
(写真コラム)
シンガポールの日本人学校にて、長男のソフトボール大会。1番サードで出場。成長はしているけど、闘志がまだまだ足りてない気がする。こういう非認知的スキルをどう向上させていこうかな!?それにしても、グランド狭い・・・。