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FASに入社して、働いていて良かった事

個人的に一番良かったのは各分野のプロフェッショナルとのリレーション

FASに入社して何が一番良かったのかと考えていたが、個人的にはFAの立場からファーム内で各分野のプロフェッショナルとのリレーションが作れた事だと最近ふと思ったので、記録のために文字に起こしておこうと思う。

上記のような書籍を読むことはFAとしてDDの全体観やDDチームの仕事を俯瞰して把握する上で非常に重要である。

しかし、書籍を読むだけではなかなか分からない、というのが現場の事である。
もちろん、彼らと共に仕事をしたからと言ってすべてが分かるわけではない。しかしながら案件を共にする事で分かる事は色々あり、現場と書籍を合わせる事でより立体的に彼らの仕事が分かるのではないかと思う。

と、ここまではプリンシパルの立場であったり、FASのFAでなくとも経験できる事なのだが、では何がFASなら良いのか。

同じファーム内のDDチームと一緒に案件をやれる、というのが最大のミソだと思っている。やはり、チャット等で気軽に連絡を取れるのはありがたいと思う。

気軽に、かつ密に連絡を取り合いながら案件を進める中でやはり仲良くなる人というのは出てくるし、そうなると仲の良い人に専門的な疑問などが質問しやすくなる。
一緒に苦しい局面を乗り越えるような経験ができた人であれば、やはり同じ会社で働いている事もあり戦友的な関係になれるし、そうなると案件が終わっても何かあったときに質問できるようにもなれるかと思う。

このような他領域の専門家との関係値やナレッジへのアクセシビリティは間違いなくFASで働いていて良かった事かと思う。

独立志望の方なら独立後の仕事にも繋がるかも

FAS退職後に独立をする方が一定数いるが(特に会計士の方)、独立後にファームから仕事を振ってもらうという事があり、彼らの場合はそれもまたFASで働いていて良かった事になるだろう。

フィー水準が低すぎたり、案件規模が小さすぎてファームとしては受けられないものの、かといって断りづらく、そんなときに身元や仕事のレベル感が分かっている独立した元社員に当該案件を振る、といった具合である。

振る案件としては取引目的・会計目的のバリュエーションが多いようだが、それに限らずに細々とした案件がいわゆる卒業生な方々に渡っているようである。


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