非モテ男性とプロフェッショナルファームの激務との親和性
非モテ男性はプロフェッショナルファームの激務と相性が良い。
私がこの事実に気づいたのは現職で働き始めて2年が過ぎた頃だった。
前職では存在していなかった(たまたま関わったり、目に入る機会が無かっただけかもしれないが)、かなり強烈な非モテ臭を発する男性達。
彼らは
・髪の毛がどこで切ってきたんだというレベルでダサかったりセットされていなかったり
・生まれてから一度も手入れされていないであろうボサボサの眉毛であったり
・女性と会話する時に高いトーンで声が上ずっていたり
・挙動がなんか変だったり
皆何かしらそれぞれに「おかしい」と感じるものがあった。
「おかしい」と感じるものは人それぞれ個々に異なっていた。
上記の全てを兼ね備えている人もいれば、上記には書けない、特定されかねないような個性的なおかしさを持っている人もいた。
おかしさは千差万別である。
しかしながら、それらの男性達にはある一つの共通点があった。
それは何か。
皆、会社での評価が往々にして高いのである。
この事実を知り、それは何故だろうか?と個人的に研究を進めた結果、冒頭の結論に行きついた。
なぜこの結論になるのか。
思考の整理も兼ねて、この記事では非モテ男性はプロフェッショナルファームの激務と相性が良いという私独自の考え方の背景を書いていきたい。
承認欲求(他者から認められること)
まず初めに、非モテ男性は激務と云々という考え方に入る前に、普遍的な話としてマズローの欲求階層説について触れておきたい。
ご存じの方も多いかもしれないが、知らない方のために掲載すると以下のような理論である。
サラリーマンとしてどこかの会社に属しているのであれば、この五段階の階層のうち、第三段階の親和欲求(他社と関わりたい、集団に帰属したい)までは自動的に満たされるだろう。
問題は第四段階の承認欲求である。
誰しも承認欲求は満たしたいのが自然であるものの、この欲求はそう簡単には満たせるわけではない。
承認欲求を満たすには目の前にいる生身のリアルな人間から認められる事が一つ重要な要素となってくる。
承認してくれたことが相手のリアクションも交えながら一目で分かりやすく自覚できるからである。
これを踏まえて、非モテ男性とプロフェッショナルファームの激務との相性の良さをかみ砕いていく。
非モテが仕事を頑張るロジック
女性から得られない承認欲求
男性にとって女性から異性として承認されることは言うまでもなく必要な事だと思う。(LGBTな人を除き)
これは、生き物にとって根源的な欲求である自分の子孫(遺伝子)を遺したいという所が源流である。
しかし、非モテ男性というのはその名が体を表すように女性から"オス"として(ここで言うオス、は恋愛対象や生殖相手の意味を包含する)承認されていないゆえに非モテなのである。
そのため非モテ男性は女性以外で承認欲求を満たす必要があると考える。
仕事で満たされる承認欲求
承認欲求を満たす方法は決して女性だけではないが、プロファームで激務に励む非モテ男性が、承認欲求を満たせる場所というのはどれほどあるだろうか。
SNSやインターネット上で影響力を持ったり、趣味で世間から認められるような結果を出したり、競技で表彰されるような結果を出すことだろうか。
いずれも激務をこなしながらでは並大抵ではないだろう。
(蛇足だが、余程熱中している趣味や競技があればそもそもモテているかもしれない。SNSやインターネットの場合は目の前にいる生身の人間からの承認が得られないというポイントがある。)
プロファームで働く非モテ男性な彼らにとって、目の前にあり、頑張ったら比較的短期的に承認欲求を満たすことができるのが仕事なのである。
しかも、仕事は頑張る事で給料が増えたりキャリアがアップするというインセンティブもついている。
女性から承認されるのは、いわば緊急ではないが重要な事であり、重い腰を上げて取り組む必要があり、激務の中では疲れてもいるし中々頑張る気が起きないのが現状だろう。
女性と仕事以外で承認欲求を満たすには決まった答えは無いし、成果が出るかも不明瞭である。
激務に励む中ではかなり難易度が高く一筋縄ではいかない。
それらの一方で仕事は目の前にあり、頑張ればそれに応じて一定程度は成果が出る事は見えている。
上司や同僚やクライアントからの承認で承認欲求が満たされ良い気分になれる。なので、頑張る。
これが、非モテ男性はプロフェッショナルファームの激務と相性が良いと自分が考える背景である。
では、プロフェッショナルファームで働く非モテ男性はどうすれば良いのか。
非モテのままでも別に良い、というのであれば特に何もする必要は無いと思う。
パートナーを作りたいか、結婚したいか、子孫を遺したいか、いずれも個人の価値観次第なので、不要という方はそれも個人の価値観だと思う。
しかしながら、もし女性関連を解決して現状を脱したい、と思うのであれば何らかの手立ては必要であろう。
インターネットやアプリである程度女性と会えていたり、出会いの機会が日常で豊富(ただし、社内を除く)な方にとっては当たり前の内容かもしれないが、現状を何とかしたい方に向けて、やるべき事と大事だと思う理論を以下にまとめた。
興味があれば見てもらえると幸いである。
現状を脱すためにやるべきこと
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