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時間泥棒

夢中になっている時、時間は止まる

表現の違いだと思うのだけれど、夢中に何かをしている時「あっという間に時間が過ぎた!」要するに、1時間が10分程に感じたようなことってありますよね?時間がすぎるのが遅い=止まっていたようだ!ってことでしょうか?

1時間を10分のように感じても、「時間を盗まれた!」とは思わない。なんなら「えー!もっと聞きたかったー!」「もっとら遊びたかったー!」なんて言って、まださらに時間を使いたい!なんて宣言してしまう。

待たされた1分は、時間泥棒

急いでいる時に丁寧すぎる接客のコンビニ店員さんや、言い訳が先に来て重要な結果に辿り着くまでの電話報告・・・それがたった1分の出来事でもまっている側からすると「ああもったいない、この1分を返して〜!」と言いたくなることもある。

そしてその1分がとんでもなく長く長く感じるのだ。

時間を盗まれたと感じるのは、使った時間の長さではなくて時間を使った時の気持ちかもしれない。やりたくないことをしているとき、集中できないとき、楽しくないとき、辛いとき、その気持ちに囚われていた時間を返して欲しい〜と思う。こんな気持ちにさせたその相手に対して、返してくれ!と言いたくなる。実際に返ってくることもないのはわかっているんだけどね。

幸福な時間泥棒

人は夢中になっているとき、集中しているとき、あっという間に時間が過ぎる。その時過ごした時間が2時間でも3時間でもまたそんな風に過ごしたいと思う。こんな風に時間を盗まれるなら、何度だって盗まれたい。何時間だって盗まれたい。人は自分を忘れている時が一番幸せなのだと思う。時間も自分も忘れている時、幸福を感じているようだ。




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