私とひとつになる
自分にとって大切なこと、についての話です。
私は、前からネガティブ思考で、不安になりやすいです。
しかも、自分に自信も無いのに、他人から指摘されると受け入れられず反感を持ってしまう。
カフェで、愚痴や陰口、不満を話しているのが聞こえてくると、不快感。
仕事で早く結果を出したいと焦っていて、
「頑張る」ことで、
私はこんなに「やってる」と安心したい気持ち。
そもそも「頑張る」ことが当たり前になりすぎて、休み方がわからない。
「ムリする」ことが自分の中で美徳になってしまい、
『私は』こんなに頑張っている
『私が』こんなにやっている
『私だって』もっと出来るはず!
といつも「どこか」に力が入っている。
そして考えすぎる。
そしてそんな自分が嫌いでした。
イヤなことをずるずると思いだしたり、明日の仕事でまたこんなイヤなことがあるんじゃないかと、過去や未来に不安になったり。
そんな自分を変えたくて、楽になりたくて
禅やマインドフルネスの本で、
正しい心の使い方、守り方を学んだりしました。
いつも心がけるようになったことは、
自分の身体の感覚に意識を向ける
ということです。
意識を自分の外側ではなく、
自分の内側に向ける。
日々実践して、
なかなかできない、調子がよくなるとサボってしまい、また戻る
と繰り返しながら、少しずつ、
一歩一歩、
心がニュートラル(平常心)でいられることが増えてきて、
ブレても、軸に戻る
それを意識してきました。
そして、
最近発売され、
たまたま目に止まって読んだこの本が、
新しい気づきと意識をさらに深めてくれました。
[潜在意識3.0]
藤堂ヒロミ 著
「臓器との対話」で人生をアップデートする方法
実は、身体はものすごく自分のことを
愛してくれていて、
ものすごく自分のことを応援してくれている。
生まれてから一秒も休まずに働いて、
心臓を動かしてくれて、
呼吸をしてくれて、
食べたものを消化してくれて。
爪や髪を伸ばしてくれて。
今こうして、文字も読む事が出来て。
そなのに、私たちはそれが当たり前になってしまって。
身体の、臓器からの悲鳴にどれだけ耳を傾けているだろうか?
どれだけ身体、臓器に感謝出来ているだろうか?
この本では、
まずは身体の声を聴いて、
本当の自分とひとつになる。
自分の一番の応援団を味方につけて、
身体と対話して、身体と仲良くなることこそ、
自分の本心と繋がって、
自分の周波数をガラッと変えることができる。
それが、一番簡単で、一番大事な方法なんだということ、身体部位別の症状や不調からみるメッセージが書かれています。
著者は「臓器が見えて、声が聞こえる」という特殊能力の持ち主。
私にはそんなすごいこと出来ないけどな、、
と思いつつ読み進めてみると。
私は、心臓からのメッセージを見て
涙が出てきました。
身体が、私の心臓が、
反応したのかもしれない
と感じた出来事でした。
いつも何も言わない、と思っていた臓器。
そう思い込み、聞き取れず、
聞こうともせず、
「頑張る」ことでしか自分を認められず、
人からの褒め言葉も、どうせお世辞
としか受けとれなかった。
なんとなく身体や精神的に
疲れた、しんどい、なんかモヤモヤ。
そのなんとなくが、
臓器からメッセージとして伝わってきたのかもしれない
と気づいた瞬間でした。
身体の不調、心の悩みは、
身体、臓器と密接に繋がっている。
身体の深いところの無意識、臓器の声を聴くことで、
自分の無意識に気づき、
思い込みも解除されるんだなということ。
『自分を変える』のではなく
『アップデートする』という方向性。
また不安になることもあったっていい。
焦ったっていい。
そんな時も、またここに戻ろう。
これからは、
身体との対話をし、
自分と仲良くなること
を大切にしていきます。