【図解付き】二次元だから生まれたスーパーアイドル「にこにー」について
大好きな矢澤にこの話をします。
この記事ではラブライブのアニメとキャラソンから矢澤にこの魅力に迫っていくので、矢澤にこをよく知らない人も是非読んでほしいです。
目次
二次元だから生まれたスーパーアイドル「にこにー」の萌え要素
『にこぷり♡女子道』に見出すにこにーのプロ意識
【まとめ】図解でよく分かる矢澤にこのパーソナリティ
① 二次元だから生まれたスーパーアイドル「にこにー」の萌え要素
矢澤にこの魅力を語るにあたり、語り尽くされてきたのが彼女の「ギャップ萌え」でしょう。普段は少し見栄っ張りでいじられキャラだけれど、アイドルに対するプライドと情熱は誰にも負けないというギャップを軸に、ぶりっ子キャラを演じているけれど実はしっかり者で面倒見が良いとか。アニメを見ていくうちに相反する彼女のパーソナリティを知ることができ、それが矢澤にこというキャラクターをより味わい深くものにしていきます。
ここで注目していただきたいのが本来であればファンは、矢澤にこがアイドルでいる時は常に演じているぶりっ子の「にこにー」という一面しか知らないはずで、普段の矢澤にことのギャップは知る由も無いんですね。矢澤にこにギャップ萌えを感じるための要素を知ってしまえば、今度は矢澤にこは完璧なアイドル像を演じているという前提が崩れてしまい、ここには完全なパラドックスが発生しているのです。
そんな問題を解消しているたった一つの条件、それは矢澤にこは架空の存在であるということです。あくまでも我々は彼女らの私生活をアニメの視聴者として覗いており、矢澤にこが観客を意識するのはにこにーを演じているときだけだから、私生活の矢澤にことアイドル時のにこにーのギャップに萌えられるのだ。この構図に気が付いたとき、私は感銘を受けました。
矢澤にこは作り物の存在であるというウィークポイントですら強みに変え、真のスーパーアイドルとしてのひとつの完成形にまで上り詰めてしまったのです。
②『にこぷり♡女子道』に見出すにこにーのプロ意識
ラブライブのキャラクターにはそれぞれに数曲、その子のソロ曲のいわゆる"キャラソン"があります。にこにーの代表曲『にこぷり♡女子道』は彼女のカリスマ性を的確に表現している名曲なので、知らないの方は是非各々のサブスク等で聞いてみてください。
にこぷり♡女子道 YouTubeでの試聴動画
それでは、著作権の関係で歌詞を全文載せるのが難しいため、要所を引用していきながら曲の魅力に迫りましょう。まずは1番のAメロから。
ここでは、にこにーとして語れる範囲内での努力やアイドルとしての志、いわば"舞台裏"にいるにこにーを歌います。私生活時との比較ほどのギャップは感じられないにせよ、ファンへの愛として完璧なアイドル像を演じるにこにーのプライドが垣間見えるわけです。そして、曲はBメロへ。
ここの「YEAH! YEAH!」の盛り上がり、非常に良いです。まるで舞台裏から駆け上がるように音階が上がり、ファンに幸せを届けるためにステージ上に登場してからの……。
このサビ!本当に素晴らしい。何がすごいって、このサビではにこにーのパフォーマンスを表現しているのですが、歌うのはステージ上から見えるにこにー視点の景色じゃないんです。なんと、自分のトレードマークであるツインテールの動きを俯瞰して「ぴょんぴょこ」と歌っているんです。このプロ意識、カッコ良すぎる。
決して自己満足では終わらせないぞという表現者としてのプライドを持って、彼女はこの曲を歌っている。あくまでも自分は魅せる側だという覚悟。これがにこにーがスーパーアイドルである所以なのです。
③【まとめ】図解でよく分かる矢澤にこのパーソナリティ
つまり、にこにーのギャップ萌えを分解していくと、上記の楽曲ではステージ上と舞台裏での表裏的構造があり、それ自体はアイドルとしてのにこにーに内含されています。
そして、その裏にいる私生活の矢澤にこにもパーソナリティにギャップがあり、それを包括すると1人の人間になるという、二層の表裏的構造を持った味わい深いキャラ設定の中に生まれた萌えだったのです。※表1
やはり、"にこにーというスーパーアイドルを演じ切る矢澤にこという人間" の生き様をあざとくなくファンに伝えるためには、彼女が二次元の存在であることは必須だったのではないでしょうか。
しかし、ここまで私を魅了して止まないところから見ると、このキャラクターの構造も魅力の一端に過ぎないでしょう。今回は、アニメの大筋とピックアップした曲からの考察でしたが、アニメの細かいセリフや設定、その他の楽曲やゲームの台詞を収集してみると、さらに矢澤にこの魅力に迫ることができるかもしれません。
そして、最後に私に萌えと希望を与えてくれるスーパーアイドルへの感謝をもってこの記事を終わらせたいと思います。にこにー、いつもありがとう。
次回は「【完全考察】各μ’sメンバーの老後」でお会いしましょう。
追記:にこにー、スマホケースになってくれてありがとう。
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