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お絵描きが楽しかった話

ここ最近、といってもまだ2カ月くらいなのだが、2週間おきに家族で図書館に行くルーティンができてきた。『図書館にいく』は今年のやりたいことリストのひとつだったので、実行することができてとても嬉しい。

図書館につくと、娘と一緒に絵本を選ぶ。


私は自分が読んだことがあるもの、好きなものや安定のシリーズもの(ノンタン、せなけいこさん、こぐまちゃんなど)や、赤ちゃん絵本コーナーのかわいらしい絵柄のもの、なにより、読むのが楽な文章短めのものを適当に見繕う。

私が探している間に、夫と手をつないでうろうろしていた娘がこれ!と持ってくるのがやたら迫力のある絵柄だったり癖のあるものばかりで面白い。

今回娘が選んだ中で特に私が気に入ったのがコマヤスカンさんの「ドングリ・ドングラ」という絵本。ドングリたちが、「海の向こうの島」を目指して決死の旅をする物語で、ハラハラドキドキ、スリル溢れる冒険と、命のリレーに心が熱くなる。娘はまだ全体のストーリーは理解できないようだが、冒険のシーンの一つ一つに、「こわいね」「さむそうだね」「なんで??」と興味津々だ。中でも序盤の、迫りくるリスと戦うシーンがすごい。最初に見た時からうずうずしていたのだが、昨晩ついに「ねえ、お絵かきしよう」と私から誘った。

娘の「みてみてー」に生返事しながら夢中で描いたのがタイトルの写真のリスだ(本物はもちろんもっと素敵な絵なので、是非絵本を手に取ってほしい)。
幼稚園生くらいのころから、あまりお絵描きが好きではなかったのだが、娘にアンパンマンやばいきんまんをせがまれて練習したあたりから、何かを模写するのがとても楽しいことに気が付いた。夢中になってお絵描きしていると時間があっという間で、普段こんな気持ちで遊んでいるのかな、と思うと羨ましくなった。

今週末が返却期限なのだが、手元に置いてもっと真似してみたいので、延長を考えている。

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