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夫のSOC② 選択肢

昨日は、夫の元気がないこと、聞き流していたが本当はSOSをだしてるんじゃないかと思ったことを書いた。

夫に対して、『今の環境で頑張れ』以外の選択肢を与えられていなかった私が、提示できる選択肢は何だろうか。

前提条件

一番心配なのが住まいのこと。団信もついているし、ローンが終われば将来売却、賃貸に出せる可能性もある。極力手放したくない。

・マンションの住宅ローン(約4500万)が残っている
・お互いのもの、夫婦のものを合わせれば3,000万円くらいの資産はある
・私は仕事を続けられる

→私の給料だけでは月額のローン返済は厳しいが、貯金を切り崩していけば数年はしのげるはず。

・実家はどちらも両親が健在だが、頼み込めば同居させてくれるはず
・通勤時間が長くなることを我慢すれば、安い賃貸に引っ越すこともできる。

→ローン返済が難しい場合も、最悪路頭に迷うことはないだろう。

選択肢

①自身の状態を把握する

今後職場に何らかの対応を求める場合、まずは心療内科で診断書を書いてもらう必要がある。鬱なのか、そうでないのか。休養が必要なのか、そうでないのか。手遅れにならないうちに第3者に状況を判断してもらうのが先決だ。

②異動、もしくは休職を願い出る

夫は公務員なので簡単には首にならない。色々な制度を使えば3年くらいは給料の半分くらいもらいながら療養できそうだ。

③退職し生活コストの低いところに引っ越す

まずは退職するほど悪化する前にしっかり休養することが大切だが、①②をへても回復しない場合、一番大切なのは夫が元気になることだ。夫が潰れてしまうことを思えば、今の生活に執着する必要はない。

④このまま頑張ってみる

もし、今たまたま案件が重なっているだけで、すぐに落ち着くのであればこのまま仕事を頑張れるかもしれない

夫に選択肢を与えてみた結果

考えれば考えるほど、何とでもなる気がしてきたので、遅くに帰ってきた夫に声をかけた。

ねぇねぇ、からだが一番大事だから、仕事やめてもいいよ。でも、休職の制度があるみたいだから、まずは心療内科に言ってみない?

夫はまず驚き、それからほっとしたような顔をした。

「調べてくれたの?ありがとう。」

どうやら夫は自分でもすでに調べたり、考えたりしたようだった。良かった、気がつくことが出来て。

一番いやだった仕事が、今日終わったよ

今までため息ばかりだった夫が、少しずつ色々話してくれた。どんなに大変だったか。いやな仕事だったか。でも、自分以外の仲間も頑張っていること。

逃げてもいい、といえて良かった。

一旦は持ち直したが、これからもサボらずに夫のシグナルを感じとりたい。

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