【課外講座】撮影監督という仕事&【特別講座】映画撮影マスターコース by 浦田秀穂氏
【課外講座】5月30日(金)5限
フリーランスとして世界を渡り歩きながら様々な映画監督たちと仕事をしてきた浦田秀穂氏に、撮影監督になった経緯から、自身が手がけてきた映画の制作現場における撮影監督としての仕事について、具体的なメイキング資料などを見せながらお話し頂きました。
映画で観る映像が実際どの様にして作られているか、作品のシーンにおける照明や画作り、スタッフワークとして監督と撮影・照明・美術がどうやりとりをして現場が進んでいくのかなども。
全学科全学年の学生たちから寄せられた質問にも一つ一つ丁寧にお答え頂き、活気のある会場となりました。
最新作「あんのこと」が6/7公開になります!
https://annokoto.jp/
【特別講座_講義】5月31日(金)1〜4限 小口ゼミ(4年/ 院1、2年)
映画制作における撮影監督の仕事の最初から最後まで、浦田氏が撮影を手がけた「プラン75」「幻土」など具体的な参考作品を題材に、ストーリーテリングにおけるビジュアルボキャブラリーについて学んでいきました。
【特別講座_実技】 6月1日(土)1〜4限 小口ゼミ(4年 / 院1、2年)
授業「映画」(2、3年)で撮影中のビデオアトリエに設置されたセット内で撮影照明のワークショップが行われました。映画の物語やシチュエーション人物設定などからどう画作りをしていくのかを実践で考察していきました。
*浦田秀穂氏プロフィール
撮影監督 / LASALLE College of the Arts、The Puttnam School of Film and Animation 映画学科教授
明治大学法学部卒業。ニューヨーク大学大学院を卒業後、撮影監督のアーネスト・デッカーソンやスティーブン・H・ブラムのカメラアシスタントを務め、米国で研鑽を積む。2011年よりラサール芸術大学映画学科(シンガポール)にて映画製作教育に携わりながら、国内外で撮影監督として活動。
代表作として『KAMATAKI』(’05モントリオール国際映画祭5部門受賞、’06ベルリン国際映画祭特別賞)、『クローンは故郷をめざす』(’09サンダンス映画祭正式招待作品、’09モントリオールファンタジア映画祭最優秀撮影賞)、2018年に『A Land Imgined』がロカルノ国際映画祭で金豹賞を受賞し、バリャドリード国際映画祭とアジア太平洋映画賞で最優秀撮影賞を受賞。『PLAN75』(’22/第75回カンヌ国際映画際カメラドール特別賞、アジアフィルムアワード撮影監督ノミネート)、『Last Shadow At First Light』('23/サンセバスチャン国際映画祭新人監督賞ノミネート、’24ホーチミン国際映画祭最優秀撮影監督受賞)、『箱男』('24/ベルリン国際映画際特別招待作品)。最近作は『Stranger Eyes』('24)。6/7より『あんのこと』が日本全国公開。シンガポール撮影監督協会(SGSC)会員
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