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デ情卒制展の作品に、ふれる

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2020年度武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科卒業・修了制作展の展示作品のうらがわをご紹介!
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記事一覧

【作品にふれる】 #24 山とともに

山とともに〜父子の異なる目線から見た林業の魅力と定義〜 森を管理する仕事の林業。私の父も…

【作品にふれる】 #23 いつかの食卓

いつかの食卓〜はじまりもおわりもない日々〜 この一年間であっという間に日常が失われてしま…

【作品にふれる】 #22 Rhythmic Gymnastics×Story

Rhythmic Gymnastics×Story〜劇的な新体操団体戦のビジュアル提案〜 リボン等の手具を使い、…

【作品にふれる】 #21 visible

visible〜まだ知らない人の魅力〜 自分の日記やメモを見返した時、自分でも意外な自分に気が付…

【作品にふれる】 #20 弱者の王道

弱者の王道〜人と映像をつくるために考えたこと〜 これは、私の映像制作に対するジレンマの記…

【作品にふれる】 #18 遊びでみる人と人の繋がり

遊びでみる人と人の繋がり 〜「繋がる」UX に着目したゲームデザイン〜 今回私は「人と人が繋…

【作品にふれる】 #17 Unboxed

Unboxed 〜判断を判断する〜 「女の子だから文系にすべき」「こっちの方が大手だから」「もう30 歳だし、今の彼と結婚しようかな」 人は1日に35,000 回判断をしている。しかし、その判断は本当に自分自身で行ったものなのだろうか。Unboxed は無意識に固定化された認識や価値観のフレームを外し、自分の判断を客観視できるツールキットである。「判断を判断する」過程を経て、より前向きな判断への転換を作りたいと考えた。 今泉ゼミ H.E 制作の苦労に、それぞれのゼミ

【作品にふれる】 #16 餞

餞 向かう先に傾慕と彩りを これは遊具です。 近年の遊具は明るく楽しいものではなく、「 危…

【作品にふれる】 #15 処方箋文庫

処方箋文庫 「よみぐすり、処本します。」 ー箱の中の本屋さん 『文学でも一本のカンフル注射…

【作品にふれる】 #14 Steak

Steak 〜心を解き放つ手助けをするドキュメンタリー作品の制作〜 私はこの作品で、親友二人を…

【作品にふれる】 #13 虫臂鼠肝

虫臂鼠肝 〜恐怖を昆虫の形を介して追求する〜 「恐怖」は絵画作品・映像作品などにおいて、1…

【作品にふれる】 #12 今日は何食べる?

今日は何食べる? 〜自炊料理ゲーム〜 このゲームの目的は、配られたカードを組み合わせて、3…

【作品にふれる】 #11 陸澄

陸澄 〜現行の短距離走用「スパイク」シューズの摂理に挑む〜 陸上競技の短距離走に向けたシ…

【作品にふれる】 #10 marshmallow

marshmallow 〜未来生活の思索:融ける家〜 本研究は「2050 年の日本」における生活の在り方を楽観的な技術の進歩予測と悲観的な社会変化予想の相反する要素を組み合わせ、構築しそれでも前向きに過ごす方法をデザインするものである。marshmallow / 融ける家は本研究の中でも「人口減少」と「自動車」に注目した提案物である。自動運転で移動する個室と減築による新しい形態の住宅によって、都市/住宅、住宅/ 移動体という概念を融かす。本研究の鑑賞を通し改めて「未来」を考え