北の国から

私は北の国からが大好きです。

好きすぎて、ドラマ内で流れる挿入歌を日々聞いていたりします。


ドラマシリーズ全24話を見終わった後は、SPドラマシリーズです。

ドラマシリーズでも散々泣いてきた私ですが

SPドラマも勿論泣いてしまいます。声を出してしまうほど泣いてしまいます。

最近では、コロナウイルスの影響で私も在宅勤務となり

今後について考えることも多く、そんな中五郎さん(田中邦衛さん)の言葉が心に染みすぎるほど染みるのです。

あまりに泣いてしまうし、あまりに得るものが大きいので

SPドラマは毎日続けては見れません(大袈裟ですが、大袈裟ではありません)

SPドラマもそれぞれ素晴らしいのですが(まだ半分見れていない)

中でも、18歳で地元名古屋から東京に上京した私にとっては’89帰郷はとても感情を揺さぶられた。

純が、父親である五郎さんが入っているお風呂の薪を焚きながら

麓郷(ろくごう)に帰って来たい感情を見せる部分なんかは

自分と被る部分が沢山あって、純と同じように涙が止まらなかった。

私も社会に出て、何度となく心をズタズタにされた時は

親の存在がとても優しく、地元の揺るがぬ安心感に甘えたくなり

何度も「私、名古屋に戻ろうかな?」と言ったのです。

その度に、五郎さんのように「お前の帰ってくる場所はない」というような

遠回しな答えを、当時は優しく言われるのでした。


また’92巣立ち(後編)では、五郎さんの言葉と現在の世の中の状況が重なり

物凄く考えさせられて、涙が止まらなかった。

「金があれば金で解決する。 金がなかったら知恵だけが頼りだ。

知恵と、てめぇーの出せるパワーと」って。

この’92巣立ち(後編)を見た後から「豊かとは何なのか」と考えた。

そして、「あぁ、心が健康であったり、知識が豊富であることが

一番の”豊か”であって、お金が人を豊かにするわけではないよなー」って

心の中で、じんわり思っていた。

勿論生きていく上でお金は必要で、お金がないと焦りを感じるけれど、

生きていく上で一番大切なのは、お金じゃないって確信した。


そして、人に助けられても、誰かに頼って生きていくのは嫌だなぁと思った。

最後の 2002遺言(後編) まで後5話だ。

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