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The Secret Life of Walter Mittyが伝える人生の目的。

僕の人生を変えてくれた映画。
って言ってしまうと大袈裟ですが、僕にはいくつかそういう映画あります。今日はその一つ、「The Secret Life of Walter Mitty」について書いてみようと思います。

邦題は「LIFE!」です。

主演はナイトミュージアムでもお馴染みベン・ステラー


いきなりですが、LIFE誌という雑誌ご存知でしょうか?1936年から2007年までアメリカで発行されており、フォトジャーナリズムという形で文章よりも写真を中心に構成されていたグラフ誌です。

LIFE誌

今回はこのLIFE誌を発行するLIFE社とそこで働く人々が舞台となります。


人生はいつも障壁の連続

主人公、LIFE社写真管理部で働くウォルター・ミティ(以下ウォルター)は、いつものように出社するとLIFE社が吸収合併された為にLIFE誌が廃刊になってしまうことを知ります。

ウォルターは真面目な性格ですが、空想癖があり中々大きな一歩を踏み出せない内向的な性格の持ち主です。

そんなウォルターに長年、LIFE誌の写真家を担ったショーン・オコンネルからメッセージと社訓が刻まれた財布、そしてLIFE誌の最終号にふさわしいいくつかのネガが送られてきます。

メッセージには「25番」は最高傑作の写真だ、いい仕事を頼む。と書かれていました。
LIFE誌の最終号の表紙は25番のネガを採用することになったのですが、、、ここでトラブル。25番のネガがどこを探してもない。

上司からも早く25番のネガを差し出せと催促されます。
もしかしたら、、、まだショーンがネガを持っているのではないか、、、

ショーンは世界を旅をしながら写真を送ってくるのが常で、今も世界のどこにいるのかわからない。

人生最大の大仕事。
仕事に対する責任は誰よりも強いウォルターは、送られてきたネガを頼りにショーンを探す旅に出ます。


一歩を踏み出す勇気を出せるのは、やる理由を見つけたから。

ここまでざっと大まかなあらすじを書いてみました。これ以降はぜひ本編で見てほしいので省略させていただきます。(Amazonプライムで見れます!)

人生、色々なことにチャレンジしてみたいものですが中々勇気が出ないのも事実。どうやって一歩を踏み出すのか。この映画が全て教えてくれます。
海に飛び込み、サメと戦い、火山の噴火に巻き込まれ、ヒマラヤに登り、、、。全てはネガを探すため、写真家に会いに行かなければならないというたった一つの明確な理由がウォルターを突き動かしているのだと感じれます。


その先にある人生って?

この映画でキーワードになるものがあります。それはLIFE社の社訓。

To see the world ,
Things dangerous to come to,
To see behind the wall,
To draw closer,
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.

世界を見よう、
危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう、
お互いを知ろう、
それが人生の目的だから。

最高の社訓ですよね。ウォルターはショーンからもらった財布にこの社訓が刻まれていました。一歩を踏み出した先にある人生、ウォルターはこの社訓の本当の意味を実感しながら旅をしていたんじゃないでしょうか。




人生ってなんだ。生まれてから死ぬまで、何をすればいいのか。
挑戦する全ての人に捧げた映画だと感じました。

もし何かに迷ってる人がいたらぜひ見てみてください。





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