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プロジェクトメンバーが語る ”想い” #1

私達は同じ大学に通っていて1冊の絵本をみんなで作っていますが、普段やっている事は意外とバラバラです。

絵を描く人、彫刻をする人、デザインをする人・・・「アート」や「デザイン」とひとことで言っても本当に色々ありますし、学科によってもカラーは全く違っていて、美大に来た理由や将来の進路だって人それぞれです。

そんな私達だからこそ、このプロジェクトに集まったのにはメンバーの数だけストーリーがあり、”想い”があります。

そこでメンバーの一人一人に、このプロジェクトに対する自身の"想い"を語ってもらいました。
私たちがどんな気持ちでこの絵本を作っているのか、美大生ってどんなことを考えてるのか、私たちの頭の中をほんの少し覗いてみてほしいです。

この記事を書いたのは…
クリエイティブイノベーション学科2年 しーちゃん
担当:クラウドファンディングチームリーダー

今回は4人のメンバーにそれぞれの”想い”を書いてもらいました。

ありさん 


2020年12月。キャリアデ設計基礎で立ち上げられた「ムサビ絵本プロジェクト」。約半年間キャリア設計について学んだ私は「チャンスを掴むこと」「少しでも興味がある事にはチャレンジしてみること」が大事だと思い、未知の世界、学生主体のクラウドファンディング企画に申し込んだ。

このプロジェクトに協力して下さっている、絵本出版社エンブックスの西本様による、赤ちゃん絵本についてのお話は知らない事ばかりでとても新鮮だった。赤ちゃん絵本にはリズムがある…何度も読まれ、長く愛される書物である…自分達の絵本もその仲間入りが出来るのだろうか…ドキドキとワクワクで胸がいっぱいになった。また、クラウドフェンディングの運営をサポートして下さるBUNCAの坂口様からは沢山のアドバイスを頂き、様々な準備を行っている事を自分の経験として知る事でいかにスモールビジネスを回す事が大変なのかを思い知った。特に支援者様に対するリターンについては何度も班ごとに話し合いを重ねた。一人でも多くの人に喜んでもらえる、幸せを届ける事が出来る…そんな企画にしたい。

これらの会議や話し合いは、全てzoomやLINEなどオンライン上で行っている。音声が重なってしまうので発言するタイミングが難しいことや、このプロジェクトで初めて知り合った人ばかりでお互いどんな人か分からず不安になることもあったが、皆、慣れない中で何とか工夫を凝らして頑張っている。
 どうか、「ムサビ絵本プロジェクト」の応援をお願いします。

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るるしち


私が絵本プロジェクトに参加したきっかけは、私自身絵本が大好きであり、絵本を自分の手で作る経験をしてみたいと思ったからです。私は小さい頃、毎晩母に読み聞かせをしてもらっていました。成長してから考えると、そのような時間というのはとても濃く大切な時間だったように思います。私の作った絵本も誰かの大切な時間になれたらなと思っています。

絵本プロジェクトを通して、1つの作品を出すまでに、どれだけ話し合ってアイデアを出して作っているのかを知り、大変勉強になりました。定期的に行われる絵本制作についての会議のときには毎回色々な意見が出てきて、その中で一番この赤ちゃん絵本にベストな選択はどれかを全員で考えています。これは一人で様々な作品を作っているときには体験することができないため、良い経験となっています。さらに、絵本制作会社エンブックスの西川さんに絵本制作をサポートしていただいており、西川さんも会議に参加していただいています。絵本のプロの西川さんにその場でアドバイスを頂くという貴重な経験ができ、本当に勉強になっています。

これから私たちの絵本がどのようになっていくか作り手側としてもとても楽しみです。是非これからこの赤ちゃん絵本を手に取ってもらう人にも楽しんでほしいと思います。

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Yulin Sun


私は元々個人の自主制作で物語絵本を作ろうと思っていましたが、ちょうどその時に先生が授業でこの絵本プロジェクトのことを紹介してくださり、そのことが参加のきっかけとなりました。また、今まで絵本について色々勉強してきましたが、実際に絵本を出版したことはなかったので、本格的な絵本作りを経験したいと思い、参加することを決めました。


このプロジェクトでは、単純に思いつくまま絵を描いて、それを絵本の形にするのではなく、企画、展開、作画、作文など、一つ一つのプロセスで、みんなでアイデアを出して意見交換しながら、何回も直したり磨いたりして作り上げています。このような赤ちゃん絵本制作では、絵も文章も赤ちゃん目線で考えることが大事だということも勉強になりました。

私はこれまでほとんど一人で制作していたので、自分で考え、自分で決めることに慣れています。だが今回はみんなで作るので、他の人と交流したり話し合いたりすることが多いです。少し慣れないところもありますが、一人では考えられないたくさんのアイデアが出して、一人では出来ないことが出来て、みんなの力でどんな作品ができるか楽しみです。


キョンシー


このプロジェクトに参加したきっかけは、絵本制作する事にも興味があったのですが、絵本が出来るまでの過程やグループワークというものを経験したいと思い参加しました。
また、去年はコロナウイルスの影響で色々と挑戦が出来なかった為、今年は興味のある事は挑戦し学びたいという気持ちもあり、参加しました。

私は普段の大学の授業では、ほぼ個人制作が多く、グループワークの授業は経験した事が無かったのですが、このグループワークを通して自分が消極的だと言う事に反省しました。グループワークは1人1人が積極的に発言し、行動する事でやっと良い作品ができるのだと改めて学びました。


さいごに

参加したきっかけや、このプロジェクトを通して感じたことは、メンバーによって様々ですが、一人一人が色々なことを考え、自分自身の目標や想いを持って活動しています。
このメンバーの“想い”で、一人でも多くの人に私たちの絵本をのことを知ってもらって、興味を持ってもらうきっかけになればいいなと思っています。

6月1日からBUNCAにてクラウドファンディングを行っているのでそちらも見ていただけると嬉しいです。
BUNCAのサイトはこちら→https://bun-ca.com/crowdfunding/production/26

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今回だけでは紹介しきれなかったメンバーもいるので、次回以降もメンバーの想いを皆さんに共有したいと思っています。

次回:プロジェクトメンバーが語る”想い”#2



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