数学エッセンス 第4回 灘高校数学 令和2年第2問
みなさま、まっちゃんスターです。
今回は、東京大学に続き、灘高校の数学の解説をしたいと思います。
前回に引き続き校門の写真無断転載ではありますが。。。
まあ、あからさまに難易度は高いですが、目安5分といきましょうか。
恒例のごとくまずは問題から。
はい、どうでしょう?
簡単なようにみえてなかなかヘビー級です。
さあ、(1)から参りましょう
(1)PとQについてですが、
Pのx -2t、Pのy 4at^2
QのX=3t、Qのy 9at^2
これより、
xは5t、yは5at^2はなれているとなる。
図ではこうなる。
3の時に、6at^2なので、
6at^2=3より、
at^2=1/2
となる。
これで、(1)は終わりました。
さあ、次(2)です。
面積15ですが、いったんこんなイメージで解けます
図は汚いですが、
左はOの高さ×横なので、
左の面積+右の面積=15
となるので、
2t×3/2+3t×3/2=15
(2+3)×3t=15×2=30
t=30/15=2なので、
t=2
また、
6at^2=3より、
6a×2^2=3から
a=3/24=1/8
よって
a=1/8
これで、(1)と(2)は完成しました。
灘というわりとさくっといったな、おいw
さあ、問題の(3)です。
まず、OPRですが、ひとまずイメージ戦略としては
となります。※ペイントなので雑になりましたが、、、
なぜ2と3の数字にしているかというと、問題である2t、3tは2と3の倍数に比例するので、まずはベースとなる2と3で考えてます。
面積として考えるのは原点の長さを利用です。
原点は、y=Rとなる。
これは、x=2が2、x=3が4.5より、
y=x^2/2のグラフになるので、傾きは1ずつ増えていく(微分は高校の範囲なので、ここでは説明省略)
それにより、2からはRの値が大きくなるごとに3,4,5、と1ずつ増えていく。また、幅は、-2の分の大きさも考慮してOPRは
R(R+2)・・・OPRの面積※3角形の1/2は省略
で考える
また、台形OQRAは以下のように考えてみる
①は、RQA、②はOAQとなる
②については、縦、高さが3なので、
OAQ=9※1/2約分は省略
Rの傾きは、
(R^2-6)/2Rと仮定して、
基準3として、3(R^2-6)/2Rであり、高さ求めるのに補正した3を加えた後、ax^2の3の高さを削除する。
これにより、縦は
(3-4.5)+3(R^2-6)/2R=3(R^2-R-6)/2R
となる。また、幅R分をかければ①は
3(R^2-R-6)/2となる
①+②より、
3(R^2-R-6+6)/2より
3R(R-1)/2・・・台形OQRA
求めたOPRの面積と台形OQRAより
R(R+2)=3R(R-1)/2より、
0=0.5R^2-3.5R=0.5R(R-7)より
R=0,7
ただ、R>3より、R=7
この条件から、問題式のtに戻すとRの座標は
R=(7t、49at^2)
が答えとなる。
とまあ、灘の問題を開設しました。
うん、このサイトの名称であるエッセンスがいっぱいわかる問題だったかと思います。
感想としては、自分は大学まで出ているので、そこまで難しい感じはしなかったのですが、中学生が特には難しいかという感じですかね。
やはり、普通の中学生ですと、この文章題をどこからさばいていくかがおそらく思いつかない。
というわけで、今回の灘の解説おわり
みなさんもまっちゃんスターに解説してほしい問題あればおしえてください^^
ではまだねー😏
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