【40女の婚活】ヤスダくん⑧(デート4回目)とじろうさん
あさ8:30にヤスダくんと待ち合わせした。
たぶん今回もヤスダくんは手をつないでくるだろうと思い、朝、手のパックをしていくつもりが、出発時間になってしまったのでパックをつけて出かけた。
予定通り落ち合って、映画館へ。
クソ高い席を「出すからこれにしよ?」と言ってくれたけど、普通にもったいないから「ペアシートってのがあって通常料金だけどソファみたいなんだよ」と伝えてそれにしてもらった。
ヤスダくん、前回もドライブの時に手をつないできてくれたから映画なんてめちゃくちゃつなぎたいって思いそうだよな…と思ってたから、
あえて腕組みして鑑賞スタート。
30分くらい経ったら、小声で
👨「ねぇねぇ、寒い」
と言って強引に手をつないできた。
すごい小悪魔テクニックみたいなん使うやん。
そのあと1時間30分くらい、肩に寄りかかったり、手をもんだり、足さわったり、服の上から軽くおっぱいさわったり(おい)、ヤスダくんは自由にやってた。
(映画はちゃんと観てたそう)
映画が終わったの11時で、さて次は何しようか…と困り果てた。
ヤスダくんは「ドライブもいいよね〜」と、ドライブに行きたそう。
多分、密室で手つないだりしたいだけだな、と思ったけど電車で移動するのもだるいのでまぁいいかと思って、私のカード払いになってるアプリで車を借りてしまった。
ヤスダくんは
「この辺にレンタカー屋があれば、ぼくが借りるのにな〜」「レンタカー代はだします」
って言ってくれたんだけど、
「まぁ大丈夫よ!」
と言ってしまったから自分のせいなんだけど、なんやかんや12時間くらい借りると、9000円くらいする。
もやる。笑
「結局、前回の車代も入れるとデートのトータルで私の方が出してないか?」と暗算までしだす始末。
次からは、意外と高いから電車にしましょうって言って電車にするか、半分はもってもらおう。
そんなこんなで、12時から21時まで9時間ドライブ。
ルートはざっくり、福生でごはん買う→公園で食べる→秋川渓谷→帰るという感じ。
その間ずっと、手つないで、足さわって、おっぱいさわって(おい)。
あと、手の甲にキスしたり。
(わしゃディズニープリンセスか!って思った。)
途中、秋川渓谷の誰もいない真っ暗の駐車場で、帰りのナビ入れよ〜って停めて、最初はハグとかしてたんだけど、途中からおっぱい触られたり、ヤスダくんがおっぱいに顔埋めたり、またハグしたり、キスしたり、下に向かう手を防御したり、気づいたら馬乗りされてたりした。(おい)
ただ、「イヤ」と言ったことはすぐにやめてくれるし、触らせようとかしないし、やっぱり紳士的な部分はちゃんと保ってくれてた。
1時間くらいそんな感じだったんだけど、おっぱい触ったりしてるだけだから、「疲れた。笑、これ終わりないよ!」ってつっこんで終わりにしてもらった。
帰り道、
「ん?これ付き合うのか?ぬるっと行こうとしてる?ここにきてヤリモクに転生した?」
とモヤモヤ。
よし、ヤスダくんの家まで送ってバイバイする前にちゃんとどういうつもりか聞こう!と決めた。
「ねー、ちゃんと付き合う気ある?甘えたいだけ?」ってストレートに。
ヤスダくんは
👨「もう1回どっかで車停めて、甘えたい」
とリクエストしてきたけど、コチラはもう家の前でゴリゴリに詰めると決めてたので
👩「んー、もう都心に近いし、停められるところないよ。帰ろ〜」
とかわした。
👱♂️「みて、廃墟みたいなラブホある」
とも言ってきたけど、本当にラブホが嫌いなので
👩「ラブホってなんか概念として嫌いなんだよね〜、行ったことないし行く気もない!」
と断った。
けど、私がオカルトとか好きだから「廃墟みたいなホテルだよ」って提案してきた点はかわいいなって思った。
👨「社会にもまれて疲れてるから、おっぱいはもみたい」
っていうエロい相田みつをみたいなこと言ってきたりもした。
おっぱいさわるくせにずっと敬語だから、
👩「勝手におっぱいさわるのに敬語なんすごい」
って爆笑もした。(ノンデリカシー女)
👨「家にあがる?何もしないから。甘えるだけです」
とも言ってきたけど、(お前が家で問い詰められたら逃げ場なくて苦しむよ)と思って、親切心から
👩「んー、でもなぁ」
とはぐらかした。
もし家の前で問い詰めて「ちゃんと付き合うつもり」、と答えたら、家に入って甘えさせてやるか!と思っていた。
ヤスダくんの家に着く少し前にスマホを見ると、じろうさん(めっちゃ好きな人)からラインが来ていてパニック。
確認したら、最後にやりとりしたのは9月11日で、仕事関係のやりとりをして、私が少しふざけて送った嫌いじゃなけりゃ返信するでしょ?というレベルのラインを既読無視されて終わってた。(悲しすぎ)
なんと向こうから来たのは9か月ぶり!
ヤスダくん家の前についた。
👨「もう帰ります?…明日も仕事ですもんね。もっと甘えたかった…」
と悲しそうにしてたけど、
私は
(ヤバ…ここで付き合うって言質とっちゃったら、じろうさんとごはん行こうとかなった時に身動きとれない…)
と、問い詰めようと思っていたのもどこへやら、とっとと帰ることしか考えられなくなっていた。
👩「帰るね〜、ね、寒いから見送らなくていいよ、ナビ入れたりするし。もう入って〜」
と、前回は車の外に出てハグして同じように言ったのに、今回は車の中から言った。
ヤスダくんは多分、その少しの変化に気づいて「わかりました」と言うと家の中に入っていった。
いつもは、バイバイするとすぐにラインをくれるのだが、こなかった。
(馬乗りになって好き勝手おっぱい触った上で、ラブホも家も断わられたから「嫌われたかも」って思っただろうな。)
(私から送った)
車を返却してやよい軒に入り、じろうさんに返信することにした。
じろうさんは興味がない人にはラインをしないのと、また興味があっても傷つきたくないからストレートに誘わず、関係ない話題から入ると知ってるので、(あーたぶんごはんに誘ってくれる流れかもな〜)と思った。
👨「〇〇さん(共通の知り合い)の店、移転してまつりさん家の近くになりましたよ」
👩「めちゃくちゃ近いです!」
👩「前のお店どしたんですか?閉店しました?」
2時間後に返信。じろうさんの性格的に1時間は空けて返信してくるだろうなと分かってるので、いつ返ってくるだろうとドキドキすることもなく、ちゃんぽんと唐揚げのセットをゆうゆうと食べた。
ちょうど帰り道に、その新しいお店があったので写真を撮って追いライン。
👨「前の店は火事で閉店なんです」
👨「移転しました」
👨「残念ながら」
👩「すみません」
👩「私としたことが情報追えてなかったです」
👩「恥ずかしい質問をしてしまいました」
👨「恥ずかしすぎますよ」
👨「恥ずかしいですか?」
👩「これは恥ずかしいですね…」
👩「〇〇さんにいちばん注目してるのは私だというおごりがありました」
👨「へし折れましたか?」
👩「根元からポッキリですね…」
👩「〇〇さん道、険しいです…」
👨「焼肉おごりでいいですか?」
👨「そうなると」
👩「悔しいですがおごるしかなさそうです」
👩「こうなると」
ちなみにいつも、おごってくれと言ってくるが、結局は半分出してくれる。
なんならおごってくれることが多い。
👨「ありがとうございます」
👨「もちろんです」
👩「やむなしですね、これは」
(1分後)
👨【お店のURL】(私の家の近く)
👩「え!準備済みでした?笑」
👩「おいしそうですし、座布団の置き方が気に入りました」
👨「いつ行けますか?」
👩「10日に大きい仕事があって、それ以降なら。」
👩「11日、12日は店休日ですね😭」
👨「27日どうですか?」
👩「18時まで仕事があって、20時からとかなら。遅いですか?」
👨「20時からでいいですよ!」
👨「どうですか」
👩「大丈夫ですー!あした、お店聞いてみますね」
👨「お願いします!」
👩「まかしてください」
👨「心配ですが心を無にして待ちますね」
👩「必ず良い結果をつかみとります」
👨「期待せずに待っております」
👩「期待してください!」
👩「もうおなか空かせたっていいくらいですよ!」
👨「わかりました!」
👩「必ずや予約を!!」
この軽さと、テンポ感と、おふざけ感がじろうさんなんだよなぁと改めていいなって思ってしまった。
この感じなんだよな、好きなところ。
さてどうしよう。
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