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締め切りまで二週間

充実した数日を過ごし、ようやく一人の静かな夜のお時間に。
今日、更新していないぁ。
まさしく、三日坊主となってしまう。
そんな考えはもちろん浮かんでいましたとも。ええ。
前回の更新の後、つらつらとメモに記憶を整理するついでに打ち込んでいたら少し発散されたのでしょう。
そう、きっと、そう。

メモを読み返してみる。

よし、いい感じに編集して使おう。

一文目

「LINEでひたすら自分の考えを投稿してくる。」

…。
単なる不満ですね、これ。
ダメだ。前回の記事を読み返してこよう。


はい、ただいま帰りました。
集まりに集まれなかったことが不和の始まりという話をしていました。
やはり、数日サボる更新しないとキーボードへの出力が鈍りますね。

仕事でもそうなのでしょうけど、皆さんそれぞれスケジュールって違いますよね?それは主婦業をやっていてもそうなんです。
でも、仕事と違って必ず顔を合わせる時間がゼロだということが大問題。
接点がなければ、雑談すら難しいのです。
近年急激に広がったテレワークで実感した人も多いでしょう。
人間、作業を進める際には感情が乗っかった何気ない言葉のやり取りが大事だということを。

会計と書記は毎朝、同じ幼稚園バスの停車位置を利用していた。
私は小学校でも二人に会うタイミングはゼロ。

すると、なにが起こるか。

立ち話の延長で、PTAの仕事内容について会話が展開されていきます。

<あれって、どうしたらいいんだろう?

たぶん、こうするんじゃないかな?わかんないけど>

<こういう場合はどうすればいいのかな?

たぶん、ここにこう書いてあるからこうすればいいんじゃないのかな?>

さぁ、色んな議論(たられば)が私抜きで進んでいきます。
何が困るってこのやり取りが共有されていなかったということです。
しかも、私が欠席した打ち合わせで今後の話をした結果、会計が年間スケジュールを作ってくれていた。本来であれば、委員長の仕事だったらしい。けれど、気が付いたら会計がやっていた。たぶん、早めに決めないと動けないと判断して自ら(しょうがなく)始めたのだろう。(推測)

この間、私は広報全員のLINEグループを作って、次の定例会の日程をお知らせしないとと考えていた。しかし、一人欠席していたのが物事をややこしくしていた。先生に連絡先を聞こうと思ったが個人情報の為、子供便を使ってくれと言われた。どこに住んでいるのか知り合いに聞き回って、なんとか相手のポストにメモを入れた。
こうしてようやく、全員がそろった。

さぁ、初めての定例会のお知らせも無事終えると恐ろしい事実が浮き彫りになっていた。学校からオススメされていた広報誌の配布日を印刷会社に伝え、広報誌のデータをいつまでに納品すべきなのかスケジュールを依頼していた。その結果、初めての定例会から二週間後に締め切りを設定せざるを得ない現実が浮上したのだった。

初めて集まるメンバーと広報誌の内容を議論する時間すらなかった。
本来ならば、年間スケジュールも広報誌の内容を決めた後に取材日と担当者を決めていき完成するはずだったのだ。

締め切りまで二週間。
この事実を知っているのは三役のみ。
さて、無事期日までに仕上げるにはどうすべきか。

全体LINEに定例会のお知らせを流すのと並行して、パソコンやカメラの所持を確認していた。なぜなら、広報誌はpowerpointやcanvaを使うことがほぼ決定事項だったのだ。

7月と3月の二回発行。
それに伴って、前期・後期と人員を分けることに。
それぞれの希望も考慮して投票制に。
さて、無事偏ることなくPCを持っている人もばらけたぞ。と判断した私。

「早めに動くことをオススメするよ。」と会計がいうのでさっそく、前期のみのグループLINEを作成した。すると、「前期は編集が大変そうなのに、パソコン持ってるメンバーが二人で足りるの?締め切りも短いのに?」とキレられた気がする。

たぶん、私はリスク管理が会計より低かったようである。

結局、PCを持っているメンバー二人には個別に電話をかけて事情を話し(定例会もまだなのに締め切りが短いこと)どうにかすぐにでも作業に取り掛かってもらえるよう懇願した。私が。

急な電話での切迫した状態を伝えたにも関わらず、二人共とても優しく対応してくれた。しまいには、予定より早く仕上げてくれたのだ。神。

こんなやり取りをしながらも、前期グループLINEでは有料のテンプレートや業者を使えないのかという疑問が浮上していた。なので、そのまま素直に会計と書記にもそのことを伝えた。たぶん、この時は私の言い方がまずった。会計は有料テンプレートなんて前代未聞である。学校への審査がどれだけ時間かかるかも分からないのに何を言い出すのか。とですます調でキレられた。

会計はすべて自分が責任を負う羽目になるという感覚があったからこそ、私の緊張感のない行動や言動にイライラしていたのかもしれない。もし、データ納品が間に合わなければ業者にも迷惑がかかる。さらに、学校の配布が遅れるなんてもってのほかだ!と言われた。

もう一度確認しよう。
この仕事、PTA、広報誌作成はあくまでボランティアなのである。
給料も発生しない。
広報誌の発行が遅れて、一体誰に怒られるのだろうか?
責任なんて問いただされる筋合いは毛頭ないと私は考えていた。

しかし、会計は責任感が強かった。人に文句を言われないように行動するような人間だった。書記は周りに流されやすかった。自分の意見なんてものはなく、慣例ではないことには抵抗感が強かった。

二人とも、自分がこうやりたいから、こうやる。という考えではなかった。
周りからきっとこう言われる。きっと、こうするに違いない。だって、去年もそうだったから。去年と同じことをしていれば、きっと何の問題もないはず。

この時点で、私とはまったく違う価値観をお持ちであった。

違う価値観を否定することに意味はない。
例え、血の繋がりがあったとしても人の考えなんて千差万別である。
だからこそ、対話が必要である。

仕事内容も、個人のスケジュールや体調も、不安な感情もすべて、
共有すべき点が足りなかった。

すると、一番物事に真剣に取り組み、人一倍焦りを感じていた会計が
「なんで、わたしばかり」と感じていても不思議ではなかった。

次回、「わたしばかり」お楽しみに。






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